【書籍】「アイヌのことを考えながら北海道を歩いてみた
~失われたカムイ伝説とアイヌの歴史」
旅作家:カベルナリア吉田
定価:1800円(+税)
@yusabul
一応?私もトラベルライターさんなので?
旅に関する書籍は、よく読んでいるほうなんですが
ここまで一つの場所(都道府県)について詳しく書かれた
紀行本的な、旅日記的な本を読んだのは初めてでした。
日記としても、観光MAPとしてもグルメMAPとしても
大変面白く興味深い内容で
今まで北海道って、十数回行った事ありますが
知らない事ばかりでした。
小樽から京都の舞鶴にむけて出発した船から見た
「神威岬」にそんな歴史があるとは思いもしませんでした。
しかも読み進めている間に
「アイヌ」の事について詳しくなっていく自分もいて
本当に勉強にもなる本でした。
「アイヌ」は、小学生の頃
各都道府県の郷土について調べよう!って授業があって
私が選んだのが「北海道の網走市」でした。
そこで拙い文章のお手紙を書いて網走市役所に出したら
当時の郷土資料館の館長さんからお返事をいただき
「ニポポ」というアイヌに伝わる
【木の小さな子(または、人形)】で
「願いを叶えて幸せになる」という木彫りの人形を教えていただきました。
もちろん小学生の私に木彫りなんて無理なので
送っていただいた写真を見ながら紙粘土で作り発表した思い出が。
その「ニポポ」の事も本の中にしっかり書かれていました。
大人になって知ったのですが、網走のお土産の代表格のようで
網走を訪ねた時も大きなニポポが街の交差点に立っていました。
本にはそれ以上に「アイヌ」の事も含めて詳しい網走の事が書かれています。
自分が旅した北海道の地と照らし合わせながら
読み進めるのがとても楽しかったです。
cafeでご飯を食べながら読んだら
夢中になってごはんを食べる事を忘れたくらいでした。
ご紹介いただいた担当の方から
「マニアックなご当地グルメ」にも注目してくださいねと
お聞きしていた通り、
マニアックで濃いグルメを知る事ができて
次回の北海道旅行が楽しみになりました。
PR @yusabul
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