あなたの彼氏はモラハラ？ 特徴と対処法を伝授！見下す発言には注意

モラハラとは【道徳による精神的な暴力・嫌がらせのこと】を言います。モラハラは肉体的な暴力とは違い、身体に外傷が残らないので、モラハラの加害者・被害者ともにそれがモラハラであることに気付かないということもあります。では、モラハラとは具体的にはどんなことを指すのでしょう？まずはモラハラ彼氏の特徴を見ていきましょう。

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自己愛の強いモラハラ彼氏は、自分が好かれるためなら尽くすことをためらいません。他人の視線、評価が気になるので、外面は良く、第一印象は明るく丁寧。モラハラ彼氏も付き合いたては優しく紳士的。尽くしてくれる良い彼氏であることが大半でしょう。しかし、釣った魚にエサはやらない、それがモラハラ彼氏。交際しているうちに強引なところが出てきたり、言葉が荒くなったり…。あれ？と思うことが増えてくるでしょう。

例えば、彼氏が約束に遅れてきたとき、何かと理由をつけて「自分のせいで遅れたのではない」ということを主張してきたり、遅刻したことをとがめると「何で俺が責められるんだ」と機嫌を損ねたり…。何事も責任転嫁をして、自分のせいではないというように話を持っていこうとするのがモラハラ彼氏の特徴。モラハラ彼氏は客観的に自分を見ることができないので、自分のモラルの中でしか生きられないのです。

モラハラ彼氏は自分が原因で喧嘩になろうとも「自分が悪い」とは決して思いたくないので、彼女に責任を押し付けてきます。モラハラ彼氏は頭の回転が速いので、揚げ足を取り論点をすり替え、ここぞとばかりに責め立ててきます。仕方がないので謝れば、今度は「それが人に謝る態度か」と違う点を指摘し、さらに責め立ててくるのでキリがありません。中には謝りたくとも無視を決め込んでくるモラハラ彼氏も。

表向きは丁寧な振る舞いで接していても、人を見下しているのがモラハラ彼氏の特徴。モラハラ彼氏は彼女のことも見下しており、人の非にばかり目が向くので、彼女が傷つく言葉を的確に並べ、執拗に責め立ててきます。また、彼女だけではなく、彼女の周りの人への見下し発言も目立つのがモラハラ彼氏。親や友人のことまで貶されるのは気分が良いことではありませんよね。

自分のことを1番に考えるモラハラ彼氏は、自分のことに関するダメ出しを受け付けようとしません。
また見下す態度をとるように「お前に言われる筋合いはない」など強い態度で返してくることもあるかもしれません。人を傷つけることには鈍感なのに対して、傷つけられることには敏感すぎるのも、モラハラ彼氏の特徴です。

彼女であるあなたからの連絡を催促したり、予定をドタキャンしたり…。とにかく「俺が世界の中心だ」といわんばかりの態度を取ってきます。
自分の送りたいときに長文を送ってきて、返信が遅いと一方的にイライラして怒ってしまったり。友達との都合はしっかり考える人なのに、私に対してだとちょっと違う…。と感じてしまったら、彼はモラハラ彼氏予備軍かもしれません。

最後は彼の特徴というよりも、彼女であるあなた自身について少し考えてみてください。
彼と一緒に時間を過ごしているとき、彼が不機嫌になってしまう姿や暴言を言ってくる姿を思い浮かべてしまって自分の言いたいことを押し殺してしまったり、自分の気持ちを考えるよりも「彼が何を思うか」を優先して考えたり…と、彼中心の生活になっていませんか？

「彼がこの一言で怒ってしまったらどうしよう･･･」と普段から考えて余裕がない状況にあると、あなたは彼の支配下に陥ってしまいます。彼がモラハラ彼氏である場合、こういう関係になりやすいのです。

モラハラ彼氏は、すぐ恩を売ろうとしますが、恩を売られるのは嫌いです。売った恩を仇で返されたと思えば、すぐにモラハラの材料にしようとするので、いっそ恩を売られないようにするのが1番です。すぐ上に立とうとするモラハラ彼氏の手綱をこちらが握ってしまえば、多少なりともモラハラの材料は減るはずです。できる限り「論破」されないように自分の立場をなるべく下げないことが大事です。

1番ダメなのは、モラハラ彼氏に「お前は何もできないダメな人間だ」と言われ、それを鵜呑みにしてしまうこと。モラハラ彼氏に「これ、モラハラだよ」と言うのは気が引けると思いますが、一度はっきりと言ってみて、それでも受け入れる姿勢を見せないのなら、彼氏の周囲の人に暴露してみましょう。
モラハラ彼氏は世間体を気にするので、外面良く接している人たちにモラハラをバラされると焦ります。

モラハラ彼氏はたいていプライドが高いのでしつこいということはそんなになく、すがられることもないとは思うのですが、もししつこいモラハラ彼氏がいたら。優しい彼女だったあなたに甘えているのです。すなわち、舐められています。ガツンと一言言って、連絡手段を全部絶ってしまいましょう。何度も言いますがモラハラ彼氏は外面がいいので、一度距離を置くと「やっぱりいい彼氏なんじゃ」と勘違いをしてしまうことも。もう二度と接触しない、そう決意することが大切です。

本当はこれが1番いいです。モラハラだと気付いてしまった時点で、モラハラだと思わざるを得ない言動を取られている時点で、その人との幸せな未来はありません。でも、それでも付き合っていたい、彼氏のモラハラを改善させたい、そう思う方もいるでしょう。

モラハラ彼氏にはっきり「別れよう」というのが手っ取り早いかもしれません。別れを告げた後、モラハラ彼氏からの連絡は一切断ち切りましょう！SNSでつながっていたらSNSもブロックしたり、全く連絡を取らない状況にするのが鉄則です。

モラハラ彼氏は、かなり自分に自信があります。彼女であるあなたに怒りを向けるのは、自分の高い理想や期待に勝手に裏切られたと勘違いしてしまうから。
その怒りを活用して、彼を失望させることも1つの手です。「俺とお前とじゃ釣り合わない」と彼に思わせることができれば◎。
ただ彼がどういったことで失望するかをつかむのには少し時間がかかるので、少し難しい手でもあります。

モラハラ彼氏と長く付き合っていると、「もしかしたら、私の思いを真剣に伝えれば理解してくれるかもしれない…！」と考えるかもしれません。人にもよりますが、その期待も裏切られてしまうことが多いかもしれません。
真剣につらいという気持ちを伝えても、耳を貸さないなんてことも…。
無理に理解してもらうと考えず、別れようと決意したらきっぱり別れるのが賢明かもしれません。

「私がこうだからいけないんだ」「もうごめん、私が悪いの」とネガティブな発言をしている姿を見せると、向こうからさっと距離を置かれるようになるかもしれません。
でもここで「こんな私を慰めてくれたらな…。ちょっと見直すかも」と期待してはいけません。彼が理解してくれるかも！という考えを一切捨てるのが、別れるポイントです。

元モラハラ彼氏から、「また、付き合おう」と復縁を迫られたら、すぐに返事をするのではなく「友達から」と再スタートを切りましょう。
でもこの返事をした途端、「そんなことしなくても」と反論してきたら、もう一度考え直すべきですし、脈ナシにしたほうがいいかもしれません。

モラハラ彼氏と付き合ってしまうと、完全に彼へのペースに合わせることが増えてしまうため、あなたらしさを失ってしまいます。
もし彼に復縁を迫られて、あなた自身が強く自分をもって彼と接することができるなら、復縁してもアリだと思います。
でもほんの少しでも、不安な要素があるのなら、元モラハラ彼氏からの復縁は断ったほうが無難です。

モラハラだと分かっても、離れがたいのも事実。モラハラにも程度があると思いますので、愛情があって別れたくない場合は、上手く接していってあげましょう。
モラハラの原因のひとつは「自己愛の強さ、理想の自分でいなければいけないという強迫観念」に近いものだったりします。それをあなたにぶつけて甘えているのかも。そんな彼氏を認めてあげつつ、でも自分のことも犠牲にすることなく、あなたも自分を強く持って、カップルふたりで、しっかりモラハラと向き合っていきましょうね。

※画像は全てイメージです。