【2話放送直前】冬ドラ『きみ棲み』にゾクゾク&キュンキュン?
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『逃げ恥』『カルテット』に続く大注目の火曜10時枠ドラマ
ドラマファンからも今もっとも注目を集めているといっても過言ではないTBS火曜10時枠ドラマ。一昨年は『逃げるは恥だが役に立つ』、昨年は『カルテット』と話題作を多数世の中に送り出しています。
そんな「火10」で1月からスタートしたのは『きみが心に棲みついた』、紅白歌合戦の審査員をつとめた新進気鋭の女優、吉岡里帆の初主演ドラマということでも注目のドラマです。昨年『カルテット』でも主人公たちをかき回す元地下アイドル、来杉 有朱役が記憶に残っている人も多いはず。
今日は桐谷健太さん演じる包容力のあるイケメン・吉崎と、向井理演じるモラハラ男子・星名の間でゆれる主人公キョドコにハラハラさせられるドキドキもいっぱいの『きみ棲み』の魅力をお伝えします!
アラサーになっても忘れられない大学時代の王子様…と思いきや?
『きみが心に棲みついた』の原作は天堂きりんの『きみが心に棲みついた』(講談社)と『きみが心に棲みついたS』(祥伝社)、現在も雑誌『フィールヤング』(祥伝社)にて好評連載中です。
主人公の小川今日子(吉岡里帆)は下着会社で働くアラサー女子。気弱な性格でいつもテンパって挙動不審になってしまうため、家族や周囲とうまくコミニュケーションがとれずに周囲から浮いてしまう毎日。いつからか「キョドコ」と呼ばれるようになり、どんどん自尊心を失っていきました。しかし、そんな彼女に「君はそのままでいいよ」とやさしい王子様のような言葉をくれたのが、大学時代の先輩、星名(向井理)です。
合コンでまさかの運命の出会い!?
これまでにそんな扱いを受けたことがない(しかもこんなイケメンに!)キョドコは当然のように彼にのめり込んでいきます。しかし一方で星名はキョドコを押し倒して髪の毛を切ったり、大学の男子たちの前でストリップを強制したりと、大きなトラウマを彼女に植え付けるのです。キョドコは彼から離れたいのに離れられないというジレンマを抱えてしまいます。
ほら、人間誰だって最初の恋愛って大きいじゃないですか。社会人になってもそれが「呪い」のように棲みついて離れなくて、その象徴がキョドコがいつも身につけている、アラサー女子に不似合いな、ネジネジのストールなのです。
どうなる?今後の展開
「壁ドン」「ドS王子」などは近年の流行ですが、「ドS」と「モラハラ」は表裏一体。同じく火曜10時ドラマに「ダメな私に恋してください!」というタイトルがありましたが、「ダメな私」の心のスキをついて支配する星名のような暗黒ドS王子に依存してしまうと、大変なことになります。もちろん「自立しろ」というのは正論ですが、自尊心の低い人間のスキをついて心を絡めとってくるのが、モラハラ男性というもの。
キョドコほどではないですが、誰しもこういうところはあるのではと筆者は考えます。視聴者が優柔不断なキョドコにイライラしたり、ハラハラしたりするのが、このドラマの醍醐味なのかもしれません。今後はドラマオリジナルキャラクターもストーリーに大きく絡んできそうで、目が離せませんね!