渋谷人気ヘアサロンのスタイリストに聞く女子の知りたい8つの質問
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お忙しい中、女子が知りたいたくさんの質問に答えて頂きありがとうございます。
岩井さんのプロフィールを簡単にご紹介させて頂きます。
☆岩井典久 氏
☆1979年1月産まれ、京都出身
☆kiito オーナー兼ヘアスタイリスト
これからのトレンドヘアスタイル
【筆者】 これから来そうなトレンドのヘアスタイルを教えて下さい。
【岩井氏】むしろヘアスタイルのトレンド感は無くなっている傾向にあるとおもいます。
【筆者】いきなり変化球ですね(笑)
無くなっているとは具体的にはどういうことでしょうか?
【岩井氏】こんなに世の中に様々なファッションが存在し、“右向け右”じゃなくなって個性を生かす時代になってると思います。
【筆者】なるほど。確かに昔に比べるとファッションも多様化していますよね。
ほんの少しこうしただけで印象がすごく違ってくる方法とは?
【筆者】なかなか髪型を変える勇気がない人に、ほんの少しこうしただけで印象がすごく違ってくる方法はありますか?
【岩井氏】カットでいえば、一番はフェイスラインの変化です。
【筆者】フェイスラインの変化とは具体的にはどういう変化でしょうか?
【岩井氏】人と人はまず目を合わせるのと同時に顔を見ます。
顔まわりの印象が少しでも変われば、ちょっと切っただけでも大きく変化できるので、髪を伸ばしている人もイメチェンできちゃうので、オススメです。
アレンジした時にもグッと遊びがだせるのもこのフェイスラインのデザイン次第だと思います。
【筆者】では、カット以外ではどんな方法がありますか?
【岩井氏】カラーなら、ハイライト、ローライトを少しだけでもMIXすれば、立体感と無造作な束感が出せたり、いつものヘアスタイルでもいつもと違った遊びが楽しめます。
パーマは純粋に質感を変えるという事です。
ベースはそのままでも、質感が変わるだけで、アンニュイさが出せたり、柔らかな印象にも強めの印象にも変化できちゃいます。
それぞれに合った前髪とは?
【筆者】前髪で顔の印象がすごく変わると思うのですが、こういう輪郭だと、前髪はこうした方がいいなどアドバイス下さい。
【岩井氏】顔の形をよく見せるのは、前髪とフェイスラインの毛です。
顔の形には、卵型、面長、丸型、ホームベース型、逆三角形、、、などありますが、理想はみんな“小顔に見える卵型”を目指します。そのためには、髪の毛で隠す部分と肌を出す部分のバランスによります。
【筆者】では、具体的にはどうしたらよいでしょうか?
【岩井氏】例えば、ホームベース型だと、基本的にはエラが張っている部分を毛で隠し、逆にひたいを三角形に見えるような肌の見せ方をする事で表に出てくる顔の肌色の部分が卵になるようにみせればいいのです!!
これはもう時代遅れNGなヘアスタイルとは?
【筆者】今もやってる人がいるけど、こういうのはもうトレンドから外れているっていうようなヘアスタイルはありますか?
【岩井氏】毛先がシャギーになってるよりも今はブツ切り感を残した毛先が重いスタイルですね。
ただし、野暮ったい重さじゃなくて、束感のあるラフなもの。
重い内巻きボブじゃなく、ルーズな外ハネが多いと思います。
好きなヘアスタイルと似合うヘアスタイルの折り合いの付け方は?
【筆者】好きなヘアスタイルと似合うヘアスタイルが違う場合、どういう風に折り合いをつければよいですか?
【岩井氏】いろいろチャレンジしていくことが大切だと思います!
「きっと似合わないだろう、、、」という固定観念が人の可能性を狭めてしまうと思います。
【筆者】確かにそういう固定観念は少なからずみんなにありますよね。
【岩井氏】似合わないかもしれないけど、この髪型スキ!!!というものには一度チャレンジしてみるべきだと思います。
その時、親身になっていいアドバイスをしてくれる美容師さんの存在が大きくなるのではないかと思います。
男性からも女性からもウケがいいヘアスタイルとは?
【筆者】男性からも女性からもモテる(ウケがいい)ヘアスタイルはどんなのですか?
【岩井氏】なかなかこれっ!ていうのは個人差があって難しいですが、その人らしさがあって、その人に似合っているものだと思います。
なので、その人にあったいいヘアスタイルを引き出してくれる美容師さんに出会うことが大切です!笑
【筆者】親身になってくれる美容師さんの存在が大きいんですね。
岩井氏の思う『この人は美意識が高いな』と思う女性とは?
【筆者】知り合いや街で見かける女性で『この人は美意識が高いな』と思う女性はどんな人ですか?
【岩井氏】自分に合ったオシャレをしている人。
ようはセルフプロデュースができている人です。
【筆者】セルフプロデュース!!!なかなか難しそうですが、それを追求していくことがきっと大事なんですね。
【岩井氏】外見だけではわからない、中身から健康美を追求している人が美意識の高さだと思います。
最後に岩井さんにとって、ヘアスタイルとはどういうものですか?
【岩井氏】ライフスタイルの一部です。
一番その人らしい個性が出せて、気軽に変化でき楽しめるもの。
ヘアスタイルがかわるだけで、気持ちがあがったり、人からの見え方がかわったりし、第一印象の良し悪しにも大きく作用してくる大切なファッションの一要素だと考えます。
【筆者】高価な服や鞄を買うより気軽に挑戦できる、尚且つ印象にとても影響しているんですね。
お忙しい中、インタビューに応じてくださりありがとうございました。
岩井さんがオーナー兼ヘアスタイリストを務めるヘアサロン『kiito』のHPのリンクです。