発情期とは？人間にもある発情期のタイミングと乗り越える方法

性欲の高まりを『発情期』と表現することがありますが、そもそも、人間には動物のような発情期はあるのでしょうか？

発情期になると、ムラムラしたりエッチな気分になったりと、落ち着かない気分になります。より詳しい状況にはどのようなときがあるのか見ていきましょう。

『発情期』とは、ほ乳類が肉体的に成熟し、『交尾が可能な状態』になることを指します。交尾をする目的は子孫を残すためなので、動物の発情期は『繁殖期』とも言えます。

おとなしい猫が大声で鳴きだしたり、トイレではないところにおしっこをしたりするケースがありますが、これは猫が発情期の真っ最中である証拠です。

多くの動物は、『季節』によってメスが発情し、フェロモンや鳴き声によってオスの発情が誘発されます！

メスはオスと違い、『受精可能な排卵時期』が限られているので、「受精できる時期が来たよ」ということを発情して知らせているのですね。

動物のメスが季節的に発情するのは、子育てに1番適した時期に子どもを生みたいためです。

人間は進化の過程で食料を安定して確保できるようになったため、いつでも性行為をし、子どもが生めるような状態へと変化を遂げました。つまり人間には動物のような発情期（繁殖期）がなくなったのです。

いつでも性行為ができる人間は、言い換えれば、『365日が発情期』で、いつ性欲が高まってもおかしくないと言えるでしょう。人が発情すると、異性が魅力的に見えたり、急に体がムラムラしたりして無性にセックスがしたくなります。

人間には動物のような発情期はありませんが、急に性欲が高まる瞬間を『発情期』と表現することがあります。

では、女性の発情スイッチがオンになるのはどんな時なのでしょうか？

女性には、『排卵日』と『生理日』がありますが、発情しやすいのもこのタイミングです。

前述したように『排卵日』は、全ての動物にとって受精しやすい時期なので、発情によって「今が妊娠しやすいタイミングだよ」ということを男性やオスに知らせるのです。

生理の数日前から体がだるくなったり、気分がダウンしたりと、女性の体にはさまざまな変化が現れますが、これはホルモンバランスの変化と関係しています。甘いもののドカ食いや性行為で不安やイライラを発散させたくなる人は少なくないでしょう。

生理前は一時的に男性ホルモンの割合が増えるため、性欲が高まるという一説もあるようです。

男性の場合、年齢とともに男性ホルモンの分泌は減り、性欲も減退していきますが、女性の場合はその逆です。

年齢が増すにつれ、女性ホルモンの分泌が減少すると、その分男性ホルモンの割合が相対的に高くなります。「結婚後や40歳以降に急に性欲が旺盛になった」というケースも意外と多いようです。

男女ともに、異性からのボディタッチが多いときは、発情のスイッチが入りやすいですよね。女性は生理日や排卵日の体が敏感な時期と重なれば、興奮度は一気に高まるでしょう♪

『肩にそっと手を置かれる』『頭を撫でられる』『二の腕をつかまれるなど』などで、急にムラっとした経験はあるでしょう。

性とは関係のないボディタッチでも、頻度が多かったり、相手が気になっている異性だったりすると、性的な発情が誘発されるようです。

急に発情のスイッチが入ったとしても、恋人がいない人や特定のパートナーがいない人は、セックスで性欲を発散させるのは難しいでしょう。

発情のムラムラを乗り越える方法を紹介します♪

恋人がいないのに、セックスがしたくなったときは、『1人エッチ』で性欲を発散させましょう♡

性欲を無理に抑えればストレスやフラストレーションが溜まります。ドカ食いで発散させる人もいますが、胃のもたれや体重増加につながるため、最善の方法とは言えません。

スポーツで体を動かすのも発情を乗り越える有効な方法です。河原をジョギングするのもよし、朝日を浴びてヨガをするのもよし、自分ができる範囲で体を動かしてみましょう。

体を動かすと心臓から血液がどんどん送り出され、次第にムラムラな気持ちも吹き飛んじゃいます。心のモヤモヤやムラムラした気持ちが解消され、爽快な気持ちになるでしょう。

運動が苦手な人は、趣味に没頭するのもおすすめですよ♪

排卵期に女性が発情しやすいのは、自然の摂理なので恥ずかしいことではありません。すてきな異性を目の前にしてムラムラしてしまう経験は、多くの人が経験しています。

大切なのは、ストレスを溜めずに、性欲をいかに上手に発散させられるかがポイントです。パートナーがいない人は、自分なりの良い方法を見つけてみましょう♪

※画像は全てイメージです。