＜必見＞かんざしの使い方知ってる？レトロで上品なかんざしの魅力♡

かんざしは、挿すだけでつけられるアクセサリーです。

そもそも”かんざし”とはどういうものだかご存知ですか？
かんざしは、縄文時代のころ女性の髪飾りとして誕生しました。不思議な力が宿ると信じられていた細い棒を挿すことで、魔除けになると言われていたそうです！
そんな”かんざし”の種類や使い方を徹底的にリサーチ。みなさんもかんざしの魅力にハマることまちがいなし♪

かんざしは様々な種類に分けることができるので、髪の毛の長さやどのようなアレンジにするかなど、用途によって使うかんざしを選びましょう♡
1本軸のかんざしは、巻いてとめても、お団子に挿しても使える、使い勝手のいいかんざしです。

2本軸のかんざしは1本軸のかんざしとは異なり、主にお団子ヘアに挿して使うタイプのかんざしのことを指します。
1本軸のかんざしより安定感があるので、ヘアアレンジが崩れやすい人はこれを使うとGOOD！

髪の長い人には長めのもの、髪の量が多い人は滑りにくい木製のかんざしをおすすめします♪

かんざしの種類の中でも一般的に知られている玉かんざし。
上の画像のように、玉だけでなくフリンジなどがついているものもあります。

派手すぎず、着物のデザインを問わない玉かんざし。これを挿すだけで雰囲気が変わるので重宝しますね。
玉かんざしは目を引きますが、悪目立ちしないのでファッショナブルに使いこなすことができるんです♪

「つまみかんざし」と聞いて、七五三、振袖、舞妓さんなどを連想した人は多いんじゃないでしょうか。

つまみかんざしは、多数の小さな布を曲げながら花の形に貼りあわせていく、「つまみ細工」という伝統的技法を用いて作られたかんざしの種類のこと。
着物の色柄と合わせて選んで、成人式につけていくと映えますよ♪

平うちかんざしとは、その名の通り薄っぺらく、平らで飾りが円状のものをさします。
シンプルですが透けてみえる飾りが色っぽく、女性の魅力をあげてくれるかんざしでしょう。
さりげなくつけたいときにおすすめ。

花が全面についており、くす玉状の飾りがポイントの”くすだまかんざし”。
七五三で使われることが多いため、馴染みのある人も多いのではないでしょうか。

お祝いごとや、ちょっと着飾るはっちゃけた和服におすすめ。
ヘアセットをしっかりして、気分あげて出かけましょう♡

かんざしの軸の長さはモノによってさまざま。髪の長い人は、長めのかんざしを使うことで、髪をキレイに結うことができます。
反対に短めの髪の人は、短めのかんざしを選ぶとゆるくならず、ほどけにくくなります。短めの髪でかんざしがほどけてしまうという方は、ゴムで1回結んでからかんざしを挿すときれいに仕上がりますよ♡

かんざしは1本軸のものと、2本軸のものがあります。
よく見られるのは1本軸です。1本軸はシンプルで華奢な印象に仕上がるのがポイント。2本軸は、1本軸に比べて安定度が高く、重たい髪もしっかり持ち上げてくれるのが魅力。2本軸は、髪の長い方や、重ための方におすすめです♡

かんざしの種類はとっても多くあります。そのため楽しみ方もたくさん♡

浴衣や着物などの和装に合うのは、揺れる飾りのついたかんざしがおすすめ。凛とした印象に、揺れるモチーフで涼しげな風合いをプラスしてくれます。
洋服に合わせるという方は、たまつきかんざしがおすすめ。洋服にもなじみ、カジュアルに仕上げてくれるので合わせやすいんですよ♡

初心者さんにもできるかんざしの使い方のご紹介です。

《簡単なかんざしの使い方》
1. 後ろの下の方で1つにまとめる。
2. 時計回りに2回ほどねじり、右側から斜め上からえりあしにかんざしを挿す。
3. 時計回りにかんざしを180度まわし、かんざしをひっくり返して毛束の内側に挿すと完成。

毛先が出るアレンジなため、ゆるくこなれ感のある印象に仕上がります。

ちょっとゴージャスに仕上がる2本かんざし使い方のご紹介です。

《2本かんざしの使い方》
1. 髪を後ろで束ね、上に巻き上げる。
2. 毛先半分を折り返し、左手で押さえる。
3. 2本かんざしをお団子の右上部分に、右斜めに挿す。
4. かんざしをたてて、団子を内側にいれるように、挿しこむと完成。

2本かんざしだと安定度や強度があるため、髪のボリュームがある人におすすめ♡

難しそうに見えるのに、1分でできちゃうかんざしアレンジをご紹介します。

《結婚式にもぴったりな夜会巻きアレンジ》
1. 後ろでまとめた毛束の上にかんざしをあて、毛先を巻く。
2. 時計回りに360度回転させ、毛束をゆるめながらかんざしを上に持ち上げる。
3. かんざしを30度ほど右にもっていき、髪を巻き込むように地肌にそわせながら左下方向に挿すと完成。

結婚式アレンジって結構悩みがちですが、かんざしを使えばお上品に簡単にアレンジできちゃうんです♡

こちらは”かんざし×夜会巻き”です。みなさん、まず夜会巻きはご存知ですか？夜会巻きは着物や浴衣によく合うヘアスタイルです。大人っぽく、セクシーな雰囲気になれるんですよ。こちらの夜会巻きにかんざしを挿し込んでみてください♡
パーティにもアレンジしていける”かんざし×夜会巻き”なので、ぜひみなさんも挑戦してみましょう♪

こちらは浴衣によく似合う”かんざし×アップスタイル”です♪浴衣といえば髪の毛はアップスタイルにする人が多いと思います。アップすることで首筋やうなじがキレイに見えます。そんな浴衣に合うアップスタイルにかんざしを♡
浴衣に合わせるのはシンプルなかんざしにしましょう。浴衣の色が暗かったらかんざしで差し色を加えてもOK！

こちらは”かんざし×ねじり”スタイル。
こちらのヘアアレンジは流行りの”ねじり”を交えたヘアアレンジです！サイドをねじって、最後に髪の毛をまとめればベースは簡単に完成しますよ♪
ねじりを加えたサイド部分にかんざしを挿し込みましょう！サイドはどちらでもOK！

髪の毛の色は暗めだと、かんざしがよりよく映えますよ♪

浴衣は三つ編みと合わせて着こなしてもかわいい♡
小さいU字かんざしを何個もつけて、弾ける楽しさを表現。

「うるさくならないかな？」「子供っぽくならないかな？」と不安な人は、かんざしを全体の下の方、毛先に散らしてつけると統一感が生まれます。

続いてこちらも”かんざし×ハーフアップ”のアレンジです。ボブの人にとってもおすすめ！
一瞬バレッタのように見えますが”かんざしバレッタ”というアイテムなのです！今風にかんざしも進化しているんですね♡
普通のかんざしよりもデコレーションされて、よりすてきになっています。

髪の毛をハーフアップにアレンジしたら、あとはポイントにしたいところに”かんざし”を挿しこむだけ。かんざしを使った簡単ヘアアレンジです♪浴衣にもぴったり。

せっかく浴衣を着たんだから、しっかりヘアアレンジをしたい、でも難しい…。
そんなレングス短めな女の子たちのお助けアレンジ、くるりんぱ。ボブさんでもでき、結び目もきれいに隠れるので簡単・かわいいを叶えたい人にもってこいのアレンジです♡
そんなくるりんぱとかんざしも相性抜群。毛先をラフに巻くとさらに雰囲気アップ！

かんざしは1つ挿すだけで印象がぐっと変わります。
ボブ～ミディアムの人は飾りが大きめなかんざしをつければ、髪はおろしてストレートでもかわいいです♡
もっと華やかにしたい！という場合はミックス巻きを合わせてみてくださいね。

かんざしは頭の後ろのほうにつけるとバランスがとれますよ♪

ショートの人は、かんざしを挿しても取れてしまう、なんてことも…。そんなときはぜひ、コームタイプをチョイスしてみてください。
普通のかんざしとちがい髪と接する面積が大幅に増えるので、落ちにくくなりますよ。
つけるのにコツがいらないのも、初心者さんにうれしいポイント☆

かんざしは1つだけでなく、重ねづけするととってもかわいいんです…♡統一感が出るように、同じモチーフか同じ系統の色のものをチョイスしてくださいね。
上の画像のように少し大きめのものでも、うるさい印象を与えません。
せっかくの浴衣の日。思い切りおめかししちゃいましょ♪

雰囲気作りにも、装いに華を添えるのにも、もってこいなかんざし。
しかし、不慣れな人は人混みで落としてしまわないか、気づかないうちに崩れてしまわないか心配だと思います。

そんな人は、かんざし風のヘアアクセから始めてみては？
挿し込むだけなので簡単につけられ、シーンを選ばず使えるのが魅力です。

かんざしは髪につけるだけ…じゃないんです☆洋服の帯につけると、さりげなくおしゃれに♪

花柄の浴衣のときは花モチーフのもの、という風に統一させても、シンプルな浴衣にかんざしで差し色をしてもGOOD♡

かんざしは使い方次第で魅せ方ががらっと変わり、それでも気品さを失わない。
昔から愛され続けている理由が垣間見えますね！

お洋服に合わせてもおしゃれなかんざしですが、毎日は使いませんよね。
使うとき以外はお部屋に置いて、インテリアとして楽しんでみてください♪

透明な入れ物にいれたり、壁に立てかけたり…。
飾り方は自由ですが、寝かすのでなく縦に置くとかんざし特有のころっとした感じが伝わってきて、使うのが楽しみになるはず。

いかがでしたか？
今回は、かんざしの種類からヘアアレンジ方法まで幅広くご紹介しました。
「かんざしを買っても、浴衣を着るときしか使わない…」と思っていた人にこそ挑戦してほしい、普段使いもかわいいかんざし。
一見難しそうに思えるかんざしですが、そんなことありません。
かんざしをマスターして、まわりの子と差をつけちゃってください♡

※画像は全てイメージです。

※ご紹介した画像はすべて、プロの美容師さんによるヘアアレンジです。こちらの画像を参考にしながら、あなたもセルフヘアアレンジに挑戦してくださいね。