FPさんに聞く「貯まる人・貯まらない人」の特徴

気がつけば20代後半。30歳が近づいてきて、今後の人生のことを、今まで以上に考える時期です。転職、結婚、出産…人生の変わり目が現実的になってきた時に気になるのが「お金」のこと。そろそろ本格的に貯金した方がいいのかなと思い始める方も多いのでは? 今回は「貯金してないのってもしかしてまずい?」「みんな、どうやって貯金してるの?」など、なかなか人に聞けない貯金のことを、ファイナンシャルプランナーさんにお聞きしました!

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目次

結婚、子育て、転職…人生の岐路に備え、貯金せよアラサー女子!

「貯金残高、ほぼゼロ。」そろそろ焦りを感じ始めたアラサー編集部が、ファイナンシャルプランナーさんにインタビュー!
お金が貯まらない人・貯まる人の特徴や、実際に貯金が上手な人の貯める方法を教えていただきました。

結婚、子育て、転職、色々な岐路が待ち受けるアラサー女子だからこそ、この機会にしっかりお金の管理を始めましょう♡

今回お話をお伺いするのは…

ARINE編集部

「30歳までに年収分、が目安です。」

——私を含め、そろそろ貯金しないと…と思い始めているアラサー女子たちも多いと思うのですが、まずどれくらいの貯金額を目指したらいいんでしょうか?

高山一恵さん(以下、高山):「30歳までに自分の年収分」が目安と言われていますね。ライフスタイルにもよりますが、まずはそこが一つの目標になります。

——な、なんと…。結構多いですね。

高山:そうですね。手取りの2割を、5年貯めると年収分になる計算です。25歳から貯めておくと、30歳の時にはちょうど貯まります!

——手取りの2割!なかなか厳しい、かもしれない。

「収入が高いから貯まるわけではないです」

ARINE編集部

——まだ20代で年収もそんなに高くないし、貯められる自信がないです…。

高山:貯められない原因を聞くと、収入が低いからって答える人が多いけど、意外と収入と貯蓄はあまり関係がないんですよ。年収が高くなくても、30代で1000万円貯める人は貯めます。逆に収入が高くても貯まらない人もいます。「パーキンソンの法則」というものがあって、これは、収入が増えたら増えたで、その分、使ってしまうというものです。収入が増えてもその分使ってしまったら貯蓄できないですよね。

——確かに…お給料が上がっても、全然貯まらないのはそういうことなんですね。

高山:そうでしょ〜。収入より「家計管理をしっかりできているか」の方が大切なんです。

貯まる人、貯まらない人の特徴は?

「コンビニで10万も使っていた」貯まらない人

——家計管理できてないです…いつの間にかお金がなくなっちゃいます。(涙)

高山:そういう人は、まずはやっぱり、何にどれだけお金を使っているのか支出の「見える化」が大事ですよね。
例えば、スタバのカフェ代やコンビニでのスイーツやドリンク代って、1回の購入金額が数百円程度だからお金を使った!という感覚がなく、なんとなく使ってしまうんです。でも、カフェ代やコンビニ代などでのちょこちょこ買いもチリも積もればで、一度見える化してみたら、コンビニで月に10万円使っていたという人もいます。

——コンビニで10万?!何買ってるんですか?

高山:朝、昼、晩の食事から、ストッキングとかシャンプーまでありとあらゆるものを買っている感じです。

——私も毎日のようにコンビニ行ってるし、意外と結構使っているのかも…。

高山:あとは趣味にお金を使う人も最近多いですね。"推し"に貢いで、同じグッズなのにたくさん買うとか。何かのマニアの人はお金を湯水のように使いますね。

——それもわかります…でもそれは楽しみだから、なかなか削れなさそうですね。

高山:でも意外と実際にどれだけ使っているかを見える化して、このままお金を使い続けた場合、将来どうなるか、キャッシュフロー表を長期で作成してみると、「げっ、こんなに使ってるの?将来やばい・・・」となることも多いですよ。そこから、ちょっとグッズを買うのを控えたりしてますね。

——なるほど!やはり一にも二にも、見える化ですね。

「手取り20万あるかないか、でも5年で数百万」貯めた人

ARINE編集部

——逆に、貯めている人ってどんな人がいるんですか?

高山:1人すごく印象に残っているのは、派遣社員の女性ですね。手取り20万あるかないかの方で、地方から東京に出てきた女性で。「私は地方から出てきて一人暮らししているのに、実家暮らしの人は遊んでで悔しい!見返したい!」って気持ちで貯金していました。

——すごいモチベーションですね(笑) 私も地方出身なので気持ちはわかりますが…。家賃だけですごいお金かかりますからね。

高山:実際、その方は節約を駆使したり、投資を学んで実践したりして、すごくがんばって、5年で何百万円と貯めていましたね。あとは韓国に行きたいって目標もあったみたいで貯金しながらも韓国語の通信教育を受けて、今は韓国で活躍していますよ

——韓国に!貯金しながらも、ちゃんと自己投資はしていたんですね…かっこよすぎる!

「お金を貯める仕組みをつくること」が大切!

——強いモチベーションがあるのは大事ですね!実際にお金が貯められる人はどうやって貯めているんですか?

高山:お金が貯まる仕組みをつくっている人が、やっぱり貯まりますね。給料から自動で別口座に入金されるとかね。

——間違いない…手元にあると使っちゃいますもんね…。

高山:そうでしょう。だから、もう引き出せないようにする工夫をするのもいいですよね。定期預金に入れちゃうとか、会社の財形制度を使うのもアリです。

——確かに、最初の手続きさえしちゃえば、確実に貯まる方法は強いですね!投資も気になっているんですがどうですか?やった方がいいかなと思いつつ、難しそうなイメージがあって…

高山:時代はすごく変わってきていて、最近は少額から簡単に投資できるんですよ。例えば、ネット証券を利用すれば、毎月100円から積立でできる投資もあるし、数千円からのプランもありますよ。

——100円から!今月は金欠気味だけど、それなら始められます!

お金は、人生を豊かにするためのツール

——早速、貯金できそうな気がしてきました!

あと大事なのは、何に使うか目標を決めておくことですね。なんとなく不安だからとすごい金額を貯めても、結局ずっと使えない人もいるんです。

——もったいない!せっかく貯めたのに!

そう!例えば、結婚したいから、留学したいからそのための費用に使うとか、ヨガとかエステとかコスメなど、キレイになるために使うとか。結局、お金は人生を豊かにするためのツールなので、貯め込むのはNG!です。

——自分磨きは素敵な使い道ですね。しっかり貯めて自分に投資して…

ARINE編集部

あと、若い人は、これからある程度お金が必要になってきますからね。ライフイベントとか旅行とか、結構使いますよ〜。

——ライフイベント、例えば結婚、とかですかね。

高山:結婚自体は、意外とライフスタイルは変わらなかったりするけど、子供はやっぱり大きい!子供が生まれても共働きだしなんとかなる…と思っていても、意外と手がかかって思うように働けなかったり。子供って不確定要素が多いので、やっぱり貯めておくと安心ですね。

——なるほど。子供が生まれてからのお金の管理は大事そう…。

高山:そうですね。その時に、2人ともお金を使うタイプだと大変!共働きだと特に油断して2人とも使いがちです。どちらかが、お金の管理が得意だといいですね!

——確かに!お金を管理できている人は、結婚したい男性からは好印象かもしれないですね!

「お金があることで、選択肢は絶対に増える」

ARINE編集部

——最後に、これから貯金するアラサー女子に一言お願いします!

高山:お金があることで、選択肢は絶対に増えるんですよね。これから、人生の岐路はどこかで必ず訪れるので、その時に選択肢が増えるように、お金は貯めておいたらいいと思います!

——ありがとうございます。私も今日から、前向きに貯金していこうと思います!

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ARINE編集部

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