日本女子のための外国人カップルに学ぶ愛のススメ【フランス編】

外国人カップル憧れる～、なんて言葉たまに耳にしませんか？日本ではあまり公に愛情表現をしない傾向から、日本人女子はこうぼやくことがあるのかもしれません。まず「外国人」というのはどこの国の人かを定めるのは難しいですが、挨拶がキスやハグだったり、人目を気にせず愛情表現をする文化のある、主に西洋の国々のことを一般的には表していることが多いと思います。
今回はそんな国々の一つ、恋愛大国とも呼ばれる【フランス】の一般的な恋愛観を紹介します。恋愛で悩めるガールたち、何かヒントになることがあるかも？

フランスでは「付き合ってください！」などと好意のあるほうが愛を告白したりすることは不自然なこととされています。何度かデートを繰り返して、お互いに好意が高まれば自然とカップルが成立します。
従って、自分たちがどれくらいの期間一緒にいるか大体は把握しているものの、記念日なんて覚えていないよ、というカップルが大多数なんです。

ここで注目したいのがさすが愛の国、フランス。「デート」を示す言葉はrendez-vous（ランデブー）といってこれは予定や予約を意味する言葉です。また付き合うという言葉も「出かける」という意味の動詞を使います。
このようにカップルなどに使う特別な言葉が存在しないことから、フランス人にとってデートや付き合うなどといったことが「当たり前」の感覚であることが垣間見えます。

フランスではカップルになるとお互いのことを、mon amour（私の愛）mon coeur（私の心）などと呼び合ったりします。日本語に訳すと少し恥ずかしいですが、日ごろから相手を呼びかけるだけで愛情表現ができるため、愛が深まりそうですね。
少し日本の文化とは異なるため参考にするのは難しそうですが、メッセージや手紙でこのような甘い呼びかけをしてみたり、特別なニックネームを作ってみたりすると仲が深まるかも♡

フランスにいると高齢のカップルが仲良く手をつないで歩いている姿を見かけることがよくあります。キスやハグなどの愛情表現も堂々と人前でします。日本人の感覚からするといつまでも仲良し円満夫婦でいいな～、と思うかもしれません。しかし、フランスではこれが最近出会ったばかりのカップルだったり、お互い子持ちの彼氏・彼女関係だったりすることが多々あります。フランスでは何歳になっても「愛」にアクティブなのです。

既婚のフランス人女性は、基本的に子供の前ではお母さん、夫の前では女性なのです。ですから家族に愛はあっても、夫との間に愛がなくなったらその男女関係は終わり。日本よりもカップルの流動性が高いのも現状です。しかし一般的に、離婚やシングルマザーでいることに引け目を感じることはありません。あくまでも「個人」の幸せを優先します。

日本では文化的・社会的に、女性は若ければ若いほうがいいとされる風潮があったり、〇歳までに結婚を...なんて焦りも覚えることもあるかも。もしかしたら年齢と恋愛の関係で悩んでいる日本人女性は多いかもしれません。
フランスでは女性に期限なんてないのです！むしろ年を取れば取るほど、女性としての魅力は増していく傾向にあります。精神的にも安定し、自己確立した人が良いとされます。何歳になっても自信に溢れている秘訣はこれかもしれませんね♪

男女間のカップルにおいて、フランスでは基本的に「男尊女卑」の考えをもっている人は強く非難されます。したがって、亭主関白の考えを持っているカップルも少ないと言えます。基本的にカップルは個人と個人の繋がりなので、二人が平等でないと愛は育めないとされているのです。
ですから男性に何かをしてもらう、男性に養ってもらうという考えではなく、女性自身も自分のはっきりした意見を持ち、経済的に自立している必要があります。

もちろん人にもよりますが、一般的に私は何でもいい、彼が全て奢ってくれる、彼が全て決めてくれる、など彼任せにする傾向のある女性とはカップルは成り立たないことが多いです。女性もしっかり自分の意見を発し、お互いが能動的に行動することがヘルシーな関係とされています♡

いかがでしたか？社会や文化が異なると、さまざまな面で恋愛観にも違いがあって面白いですよね！もちろん様々な人がいますし、これがフランスの恋愛観、と決定づけることは出来ませんが、社会に根付く一般的な価値観や考えが垣間見えると思います。あなたには合う恋愛観でしたか？参考にできそうなポイントがあれば、是非自分の中に取り込んでみてください♡あなたの恋愛がもっと楽しいものとなりますように♡