片瀬那奈さんに聞く"心の磨き方”「やりたいと思うことに正直に」

「六本木アートナイト2018」が5月26日(土)〜27日(日)の2日間にわたって開催されます。今年で9回目となるこのイベントの今年のテーマは「街はアートの夢を見る」。六本木のあちこちで歌う塔や、動く彫刻、布の滝など、多様な作品を鑑賞することができます。 今日はこの「六本木アートナイト」を以前から鑑賞されていたという女優の片瀬那奈さんに「アートの楽しみ方」から「心の磨き方」、そして日頃の美容法までうかがいました!

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目次

日常を豊かにしてくれるアートの魅力

ARINE編集部

六本木ヒルズにて行われたプレス向けプレビューに登壇された片瀬那奈さん。ビビッドなピンクのファッションが夕暮れ時の六本木の街を鮮やかに彩っています。

ARINE編集部

アートナイト当日もパフォーマンスを予定している《DUNDU(ドゥンドゥ)〜光の巨人》も今日のステージに登場!幻想的なクラリネットの生演奏に合わせて、片瀬さんと共演。ダンスも踊れるドゥンドゥのなめらかな動きに会場からも驚きの声があがりました。

ARINE編集部

日頃からアート作品を観ることが好きだという片瀬さん。「アートは心を豊かにしてくれるもの。人によって感じ方も様々なので、恋人、友人、家族、いろんな人と観てみたいです」と楽しそうに語ってくれました。

片瀬那奈さんに聞く“心の磨き方”「趣味をたくさん持って、気になったことには触れてみて」

昔から変わらない美貌を保ち続けている片瀬さんに、内面からキレイになる方法や日ごろの美容法についてうかがいました!

ARINE編集部

ーーARINEの読者層は20代前半の女の子が多いのですが、アート鑑賞が初心者の方もいらっしゃるかと思います。若い女性たちにアート鑑賞の楽しみ方をぜひ教えてください。

片瀬那奈さん(以下、片瀬):美術館はわりとまわりに緑があったり、公園があったりするところが多いんです。私のおすすめはハラミュージアムアートなんですが、ミュージアムに到着するまでに牧場があって、動物がいて、牛の乳搾りができたりするんです。作品だけではなく、自然とたわむれたり、まわりの環境を含めて楽しめるのが美術館の魅力だと思うんです。

すごく空気が良くて気持ちいいので、鑑賞した作品がわからなかったとしても1日を楽しむことができるので、「これを観たい」「これが好き」というアート作品がなくても、一緒に行った人といつもとは違う会話ができたりします。アートは感受性を豊かにしてくれて、人を大きくしてくれるものなので、訪れるだけで自分の中に生まれるものがあります。とにかく行ってみることをおすすめします!

ARINE編集部

ーー観ているうちにわかってくるものなんでしょうね。

片瀬:そうですね。私もわからないなりに感じるものがあって、「なんとなくこれ好きだな」とか、それをきっかけに「この作品を作ったアーティストさんってどんな方だろう」とか「ここの美術館でも作品が観られるんだ」とか、そこから広がっていくものがあるので、まずは先入観なく、気になる場所に行ってみるといいんじゃないかなと思います。
公園とかテーマパークのような感覚かもしれません。さらっといくと気持ちいい場所です。

ーーその体験をすることで人間として深みが増しそうですね。

片瀬:そうですね。観ておかなければならないものとか、そういう決まりはないと思うんです。ただ、若いうちに早く、この楽しみを知っておく方が得をするとは思っていて。たとえば、初めて観たときにはぴんとこなくても、何年後かに観たら、あれ?あのとき響かなかったのに、今は好きだな、とか、自分の感覚の違いに気がつくことができます。同じものを時期を変えて何回か観るだけでも自分の感覚が違ってきていることを発見できたりするので、悩んでいたり、もやもやしているときにこそ、家の中にこもらずに観に行ったほうがいいと思います。そこで絶対何かもらえるものがあります。

ARINE編集部

ーーまさにアート鑑賞は「心を磨くこと」なんですね!片瀬さんがほかに、魅力的な女性であり続けるためにされていることはありますか?

片瀬:私はすごく趣味が多いんです。スポーツも大好きだし、ゲームもアートも好きだし、本当にいろいろなことが好きで。でもそれは自分に合う合わないではなく、まずやってみて、合えば持続できるし、極めていきますけど、まずはどんなものか知りたいんです。他の人がいい、とか悪いとか意見を教えてくれても、自分がどう感じるかはやってみないとわからないので、とにかくいろいろなことに手を出してみることが大切かなと思っています。

ーー好奇心が旺盛なんですね!最近、挑戦してみたことはありますか?

片瀬:私は昔から「こうなりたい!」とかあまり思うことがなくて、やりたいことはすぐにやっているので、あまり未来のことを考えないんです。「やろう」と思ったら、とりあえず今、やりたいので。ただ、毎年5月くらいから音楽フェスも増えますし、歌やアートや、人のパワーを感じられるイベントが増える季節になるので、そういうところにとにかく足を運びたいと思っています。動くことが好きですね。

ーーでは、あまりおうちにはいらっしゃらない?

片瀬:いえ、かといって、いるんですよ(笑)スーパーインドアでもあるし、スーパーアウトドアでもあります(笑)キャンプも好きだし。究極は川沿いにテントを立てて、テントの中でゲームをしているのが最高に気持ちいいです!インドアなことを超アウトドアな環境でやるのが好きかも。けっこうひねくれているので(笑)

ARINE編集部

ーーでは最後に片瀬さんの美しいスタイルの秘訣や、最近されている美容法を教えてください!今日のお衣装はミニスカートで美脚に惚れ惚れとしてしまうのですが…。

片瀬:父が190㎝あるので、足の長さや背の高さは遺伝です(笑)牛乳飲まないようにとか、あがいてみたんですけど、ダメでした(笑)美容法も、本当にめんどうで化粧水もちゃんとつけないくらいなんですけど、パックはほぼ毎日しています。化粧水をきちんとつけないのをパックで補おうとしていて。スタイル維持も、こだわった美容法はないんですけど、内面が一番大事だとは思っています。自分の心を活性化させたり、楽しくいることが一番です。あえてあげるとすれば、自宅のお風呂をサウナにして、アカスリをしています。

ーーご自宅でサウナを?

片瀬:家のお風呂で、まず湯船にはお湯を張らずに入って、お湯を60度くらい、マックスに熱くして出して、シャワーヘッドを高いところにかけて、蒸気を出しながら湯船にいれるんです。その蒸気の中で汗をかきながら、アカスリをしています。お湯も無駄にならずに、自宅でサウナ状態でアカスリができるという。アカスリが終わるころに、ちょうど湯船には半分くらい熱湯がたまるんです。そこに水を足せばちょうどいい温度になって、湯船にも入れます。地球にも優しく、美容にもいいです!

ーー素晴らしい!今日から真似します。ありがとうございました!

ARINE編集部

(撮影/高橋那月)

「六本木アートナイト2018」5月26日(土)10:00〜27日(日)18:00開催!