イケメン5人組・M!LKのライブで体験する胸キュン学園ストーリー

俳優として活躍する佐野勇斗さん、板垣瑞生さんらが所属するEBiDANの人気グループ、M!LK。先日ARINEのインタビューにも登場してくれた彼らが、初のホールツアー『M!LK SPRING TOUR 2018 #バトレボ~牛丸学園ブルジョワ部~』の最終公演を大宮ソニックシティで行いました。み!るきーず(M!LKファンの愛称)にとっては夢のようなストーリー仕立てだったこのツアー、実は同じEBiDANのあるグループとのコラボ企画でもあり、詰めかけたみ!るきーずたちをあっと驚かせました。お楽しみ満載だったステージの模様をレポートします!

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目次

イケメン5人組率いる学園に転入!?

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今回の春ツアーの予告映像では、M!LK、そして同じEBiDANのSUPER★DRAGON(以下スパドラ)2組のビジュアルとともに「この春、EBiDANの歴史に新たな1ページが加わる」という気になるメッセージが……一体どういうことなのでしょうか?
ライブ本編前に上映された映像の中でお金持ちの子息が集まる私立牛丸学園、凶悪で武闘派な龍崎高校という2つの高校について説明があり、今日はお客さん=姫を心ゆくまでもてなし楽しませる牛丸学園ブルジョワ部の5人が登場するよう。ステージにはまるで『花より男子』の世界のように豪華な、牛丸学園の校舎が再現されていました。このライブでは、み!るきーず=学園に転校してきた“姫”が主人公で、お好みのメンバーを選べる、乙女ゲームのような世界が展開されます。5人それぞれが姫にバラを差し出す映像など、普段のM!LKとは一味も二味も違った演出に沸く姫たち。

爽やかな「Now Story」でスタートしたライブでは、メンバーが羽織っていたマントを脱ぐと、メンバーカラーをあしらったブレザーの制服姿に。シャツの袖口のフリルにも“ブルジョワ”感があります。「いらっしゃいませ!姫♡」と声をそろえて挨拶した5人は、続けてファン人気の高い「新学期アラカルト」を披露。勇斗さんがコールをリードしたりとコミカルに盛り上げるこの曲ですが、今回は塩崎太智さんもステージの端から端まで動きつつ、全力で姫たちを盛り上げていました。会場の一体感に瑞生さんも「みんなサイコーだね!!」と笑顔を見せます。

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▲佐野勇斗さん

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▲塩崎太智さん

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▲板垣瑞生さん

魅力的なブルジョワ部の5人と姫が急接近……!?

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アッパーな「サンキュー!N・D・K」ののち、このライブの進行役・吉田仁人さんのコーナーがスタート。「私はこの物語の“語り部”で……今みんな、はぁ?って思ったでしょう?」と姫たちを笑わせつつ、ブルジョワ部の日常について映像を使いつつ説明していきます。たとえば勇斗さんなら「今日は一緒に勉強しよっか?」、山﨑悠稀さんなら「一緒にスイーツ食べようよ?」といった具合に、転校してきた姫に急接近してきます。しかし、瑞生さんと一緒に下校しようとする姫の様子を、お隣の龍崎高校の面々が意味ありげに見つめていたのでした……。

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▲吉田仁人さん

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▲山﨑悠稀さん


ステージは進み、「白黒Brand New World」ではキラキラのパーカーやベストなどでお色直ししたメンバーが登場。「ようこそ、ブルジョワ部へ!」と姫たちを歓迎します。「姫と思い出を作りたい!」と考えた5人がチョイスした企画がシャンパンタワーならぬ“ミルクタワー”! なみなみとミルクを注いで、姫たちと乾杯しつつ盛り上がります。

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凶悪な龍崎高校の面々が登場!?

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ところが、続く映像コーナーで5人を待ち受けていたのは、龍崎高校を牛耳る9人(SUPER★DRAGON)。彼らは「あんまりチャラチャラすんじゃねえぞ!」と、ブルジョワ部のメンバーをボコボコにしてしまいます。実は龍崎高校のメンバーは勘違いで彼らを襲撃したようなのですが、5人も「大切な人を守るために、僕らは強くならなくては!」と立ち上がりました。ここからのステージでは、歌いまわしにもダンスにも、男っぽい力強さが加わります。

デビュー曲「コーヒーが飲めません」では、コーヒーや青汁などさまざまな苦い飲み物を一気飲みする“修行”に耐えた5人でしたが、その直後、なぜか学園にUFOが襲来!?というシュールな展開に。彼らは仁人さんそっくりな宇宙人に出会い、「宇宙ジャンボリー」をパフォーマンスする中で、“新しい力”を授けてもらいます。

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姫のために生まれ変わった5人が全力で“おもてなし”

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元気を取り戻し、「僕にパーティでエスコートさせてください」(勇斗さん)などと、再び姫に誘いをかける5人。普段はおっとりキャラの悠稀さんの「君のために、俺は生まれ変わったんだ!」という男っぽい言葉にも黄色い歓声が上がります。

このツアーのために用意された90年代テクノ風の新曲「サラブレッド御曹司CITY BOY」からは、華やかなブルジョワ部のパーティがスタート。続く「テルネロファイター」では、キュートな牛柄のコスチュームのキッズダンサーたち(EBiDANの後輩・スタメンKiDSほか)も参加し、ハイテンションなパフォーマンスで盛り上げます。ライブの定番曲「めちゃモル」では、客席全体を5人がめぐって姫たちにバラの花を贈るといううれしい企画も♡

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5人は力強く「ボクラなりレボリューション」、そしてカラフルなマイクスタンドを手に、爽やかな新曲「Goin'Down」を披露。「新しくなった僕たちを見て下さい」(勇斗さん)と、ラストに披露したのは、新曲「上昇志向クライマー」。曲名どおりポジティブなパワーをみなぎらせるこの曲では、太智さん得意のアクロバットも炸裂していました。

僕らがおじいちゃんになっても応援してください

アンコールは、瑞生さんと勇斗さんの通称”いたちゃの”コンビが肩を組んだりと仲良し感満点の「Special Thanx」でスタート。メンバーからは、ツアーを振り返ってこんなコメントがありました。

太智さん:今回はストーリー仕立てのライブという新しいことに挑戦させてもらったので、次のツアーでもまた新しいことをできたらと思いました。

勇斗さん:ツアーの準備は大変なことも多かったですけど、こうやってみなさんの笑顔を見ることで僕らもパワーをもらえます。僕らはもっと大きなステージをみなさんに見せたいと思っているので、これからもずっと、僕らがおじいちゃんになっても応援してください!

悠稀さん:上京して大学に入ったりして環境が変わったり、不安に思うことも多かったけれど、こうやってみなさんに会えて……改めてこれからも、みなさんと一緒にいたいなって思いました。よくファンの方に『元気をくれてありがとう』って言われるけど、むしろ僕のほうがありがとうって思ってます。直接会えるライブで、その感謝の気持ちを伝えていけたらいいなと思いました。

瑞生さん:みなさんの熱気でもうフラフラですよ! 僕らはみなさんのことが大好きです。そんな僕らのことをみなさんも好きでいてください。好きでいてくれるみなさんのことを僕らもずっと大好きでいますから。これからも、応援よろしくお願いします。

仁人さん:今回のツアーは1人3役(?)という大事な役目を任されたことを嬉しく思います。自分にできることは何かと考えたら、今目の前にある仕事に全力で取り組むことだと思うので、一生懸命精進したいと思います。僕たちのライブがみなさんにとっての癒しであれるように、これからも頑張ります。

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エンディングには「桜咲く頃には」を披露。“キミがいたから僕は強くなれた”と変わらぬ友情を歌う歌詞はもちろん、5人でぎゅっと肩を組む姿も感動を誘いました。最後にはマイクを使わずに生声で「ありがとうございました!」と感謝の気持ちを伝えた5人。6月にはM!LKのもう1つの顔であるBLACK M!LKとしてのワンマンも決まっているので、お楽しみはまだまだ続きそうです。

(撮影/笹森 健一)

SET LIST

1.Now Story
2.疾走ペンデュラム
3.新学期アラカルト
4.サンキュー! N・D・K!
5.白黒Brand New World
6.男子スイーツ部発足します
7.May
8.コーヒーが飲めません
9.宇宙ジャンボリー
10.サラブレッド御曹司CITY BOY
11.テルネロファイター
12.めちゃモル
13.ボクラなりレボリューション
14.Goin' Down
15.上昇志向クライマー

EC.1 Special Thanx
EC.2 桜咲く頃には