超特急、スパドラらが会場を揺らす!EBiDANが告げる夏の終わり

    スターダストプロモーション所属の男性アーティストによる恵比寿学園男子部、通称EBiDANによる年に一度の大型イベント『EBiDAN THE LIVE 2018~Summer Party~Day-2』が2018年8月29日(水)に東京国際フォーラム ホールAにて開催された。

    Information本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

    目次

    EBiDANメンバー大集結のお祭りライブ!

    オープニングアクト BATTLE BOYS TOKYO

    (株)SDR

    オープニングアクトを務めたのは、BATTLE BOYS TOKYO選抜メンバーの石田亮太、大倉空人、長野凌大、宮本龍之介、杢代和人、吉澤要人の6人。実はこの日、EBiDAN研究生たちによる本公演のオープニングアクトの座をかけたライブバトル『夢と涙のD7 ~ROAD TO EBiDAN THE LIVE 2018~』が東京国際フォーラム ホールD7にて行われていた。

    見事勝ち抜いたBATTLE BOYS TOKYOは、客席後方の扉から登場しステージへあがると、嬉しさを全身で表しながら『my soul』を披露した。

    M!LK

    (株)SDR

    前日の『EBiDAN THE LIVE DAY-1』にて、新メンバー3名を迎え7人体制になることを電撃発表したM!LKは、この日はトップバッターを飾ることに。「おはようございます!」と元気よくステージへ飛び出し、み!るきーず(M!LKのファンの愛称)とコールで盛り上がる自己紹介ナンバー『めちゃモル』、11月にリリースされる7人体制初の新曲『Over The Storm』をパフォーマンスしていく。

    さとり少年団

    (株)SDR

    続いて登場したのは、さとり少年団。疾走感のある力強いサウンドのセカンドシングル『WE/GO』、サマーチューンの『夏へダイビング(仮)』でキレのあるダンスを見せつけると、途中、全員で衣装のジャケットを脱ぎ落とし、観客たちと一緒になってタオルを振りながら軽やかなステップでステージ上を飛び回った。

    EBiSSH

    (株)SDR

    ストライプのスーツというスタイリッシュな衣装で登場したEBiSSHは、NAOYAの「I love BAEBAE」というセリフからデビューシングル『恋はタイミング』をスタート。KOHKIが「今だけは俺たちを見ろよ。I want you BAEBAE」という曲中にはないセリフでファンサービスする一幕も見せ、2曲目には『Let's EBiSSH』で、TETTA、REIのボーカルコンビと、NAOYA、KOHKIのダンサーコンビの二手に分かれ、客席通路へ降り立ち、モニターに映し出されるカメラに笑顔を振りまく。

    PrizmaX

    (株)SDR

    続いて登場したのは、白を基調とした爽やかな衣装に身を包んだPrizmaX。人気曲『my girl』ではノリノリなメロディーとキュートなダンスパフォーマンスでファンを魅了し、2曲目には「愛してるだけじゃキミはたりない」という歌い出しが印象に残るラブバラード『yours』でボーカル森崎の圧倒的な歌唱力を見せつけた。

    ONE N' ONLY

    (株)SDR

    さとり少年団とEBiSSHの融合グループ・ONE N' ONLY(ワンエンオンリー)は、全員が真っ黒なスーツ、キラキラと輝くシルバーのスニーカーという統一された衣装で激しいダンスとサウンドの『I'M SWAG』を披露した。

    HONG¥O.JP

    (株)SDR

    続いて登場したのはHONG¥O.JP(ホンギョージェーピー)。思わず口ずさんでしまいそうなサビが特徴的な1stシングル『Just Do It』を歌い上げ、2曲目のパーティーチューン『SUPER BANANA』では客席に降り立ち、1曲フルで観客たちの近くを縦横無尽に動き回る。ステージ上でスタンバイしている次に登場するDISH//のメンバーも、暗闇の中でリズムにあわせてノリノリに体を揺らしていた。

    DISH//

    (株)SDR

    歌い出しのゆったりとした曲調から一気に転調する『I Can Hear/DRBスタイル』で視線を釘付けにしたのは1日目でトリを飾ったDISH//。「まだまだいけるかー!」と北村が煽り熱気を高めたところで、そのまま『It's alright/DRBスタイル』へ。グループ名のDISH//=ディッシュ=お皿という連想から、恒例となっている皿投げのサービスも見せ、会場を大いに盛り上げた。

    今夜限りのシャッフルユニット!気になるメンバーは?

    (株)SDR

    『EBiDAN THE LIVE』お馴染みのシャッフルステージでは、今年もメンバーたちが新鮮な姿を見せてくれた。

    まず1組目にはSUPER★DRAGONをシャッフルさせた『生肉★ドラゴン』が登場。メンバーは、玲於パートをHONG¥O.JPのリュウト、毅パートをPrizmaXの福本有希、ジャンパートをDISH//の橘柊生、颯パートをさとり少年団の颯斗、壮吾パートをHONG¥O.JPのジョー、洸希パートをさとり少年団の永玖、彪馬パートをEBiSSHのTETTA、和哉パートを和哉が憧れているPrizmaXの清水大樹、楽パートをEBiSSHのREIの9名が担当することに。楽曲はライブでも盛り上がるにぎやかなアップテンポの『ワチャ-ガチャ!』。

    SUPER★DRAGON特有の9人でのフォーメーションダンスは体を大きく揺らす振りが多いため、柊生が被っている帽子が何度もずり落ちてしまうパブニングも。しかし、最終的にはステージ後方へと帽子を投げ捨て、完璧なパフォーマンスを決めた9人は曲終わりではじけるような笑顔を見せた。

    (株)SDR

    2組目にはDISH//のシャッフルユニット『CASH\\』が登場。メンバーは、北村匠海パートをSUPER★DRAGONの洸希、矢部昌暉パートをM!LKの塩崎太智、橘柊生パートを超特急のタカシ、泉大智パートをSUPER★DRAGONの玲於が担当することに。楽曲はファンから全力の合いの手が入るハードなサウンドの『FLAME』。

    曲中、洸希と大智が背中合わせになるパフォーマンスが綺麗にカメラに抜かれ、さらには洸希とタカシが顔を見合わせ笑いあうシーンも見られ、会場からは悲鳴に似た歓声が止まらない。

    退場時には、先ほどのDISH//のステージと同じように皿投げの演出も行い、ファン大興奮のシャッフルステージとなった。

    さくらしめじ

    (株)SDR

    田中の「いつまでもさくらしめじをなめてんじゃねぇぞ!」という声を皮切りにさくらしめじがステージへあがる。さくらしめじの2人は普段の楽曲とは一味違った激しいロック調の『でぃすとーしょん』で首筋に滝のような汗を流しながら力強い歌声を届けていく。2曲目の『朝が来る前に』では、先ほどの熱気を鎮めるような優しいアコギのメロディーと2人の歌声で会場を包み込み、お互いの顔を見ながら微笑みあう姿を見せた。ラストソングとして1stアルバムのリード曲『スタートダッシュ』も披露した。

    SUPER★DRAGON

    (株)SDR

    ライブも終盤に差しかかり、ここでSUPER★DRAGONが登場。パフォーマンス中のメンバーの切ない表情が魅力的な『Monster!』、ライブでは定番の『ゲットレジャーニー』を続けて披露すると、玲於、毅、ジャン、颯の年上組で構成されているファイヤードラゴンで『ゲラゲラ』、壮吾、洸希、彪馬、和哉、楽の年下組のサンダードラゴンの『リマカブロ!』で会場の熱気を急上昇させた。

    彼らのグループカラーでもある青のペンライトがキラキラと輝く中、高難易度ダンスの『SWEET DEVIL』のイントロが流れる。本曲では、メンバー2人が鉄棒に見立てて腕を繋ぎ、その腕でまた別のメンバーが逆上がりをするというパフォーマンスが行われる。惜しくも前日のステージでは、バランスを崩し失敗していたが、多くのスパドラファンが見守る中、この日は見事成功させ大歓声を浴びた。

    超特急

    (株)SDR

    2日間に渡った『EBiDAN THE LIVE』の大トリは超特急。幻想的な紫のライトに照らし出されたステージへとスタイリッシュなスーツ姿で登場した6人は、夜空に輝く星を映し出す映像をバックに『Feel the light』へと誘っていく。ボーカルのタカシをダンサーたちが囲みながらの繊細なフォーメーションダンスは、観客たちもペンライトを振るのも忘れて見つめてしまうほど現実離れしていて美しい光景であった。

    アップテンポなナンバーに扇情的な歌詞の『Kiss Me Baby』では、カメラに抜かれたユーキが不敵な笑みを見せ観客を沸かせ、サビの部分で手をクロスさせる振り付けで盛り上がる『Burn!』で8号車(超特急のファンの愛称)だけではなく全ての観客を巻き込み、メンバーが激しく全身を揺らすダンスが特徴的な『SAY NO』で会場をも大きく揺らしていく。

    土砂降りの雨にでも打たれたのかと思うほど汗だくになったメンバーたちは、最後の曲としてこれまた激しくヘドバンをする振り付けが入った『超えてアバンチュール』をぶつけてくる。曲中、リョウガがタカシが出演したシャッフルユニットのことをいじり「どうもCASH\\でーす」とタカシと一緒にポーズを決める仲の良さも見せつけた。ユーキが「ヘドバンのお時間です!みんな首振れ!恥ずかしがらずに楽しもうぜ!」と声をあげ、メンバーと5,000人が一体になって激しく頭を振り乱す。

    (株)SDR

    ユーキ、ユースケ、タクヤ、タカシが袖へ捌けると、リョウガとカイがそのままステージへ残りMC役に。再びオールキャストを呼び込むと、リョウガの「EBiDAN世界に羽ばたくぜー!」という掛け声のもと、全体曲『恋心』で平成最後の“エビライ”を締めくくった。

    (株)SDR

    毎年、各グループの成長した姿を一堂に見ることができる『EBiDAN THE LIVE』。来年は一体どんな姿を見せてくれるのだろうか。リョウガのコメントどおり、“世界に羽ばたくEBiDAN”が見られるのもそう遠くはないかもしれない。

    Photo by 米山 三郎/笹森 健一/小坂 茂雄
    取材・文/makie enomoto

    ※グループ名『M!LK』、楽曲『Monster!(SUPER★DRAGON)』、『Burn!(超特急)』の「!」は半角となります。