ライブでSUPER★DRAGONとのユニークな学園生活を体感!?

ロック×ダブステップをベースにしたジャンルレスなサウンドと、平均年齢15.8歳とは思えない本格的な歌&ラップ&ダンスパフォーマンスで人気沸騰中のEBiDANの9人組、SUPER★DRAGON(以下スパドラ)。彼らが6度目のワンマンツアー『HAZARDSCHOOL 0』の最終公演を、市川市文化会館で行いました。会場に詰めかけたスパドラファン=転校生が、同じ龍崎高校に通う9人とちょっと変わった学園ライフを繰り広げるというコンセプトだったこのツアー。時期を同じくして行われた同じEBiDANのM!LKのツアーとリンクした内容になっているほか、ストーリー中に登場する学園内派閥のユニットでの新曲披露など、内容盛りだくさんでした。昨年12月にスタートした、全国各地のファンがメッセージを書き込んだフラッグを使ってパフォーマンスする「SOUL FLAG PROJECT」の集大成でもあったこの日の熱いステージの模様をレポートします!

Information本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

目次

個性あふれる9人の魅力が炸裂!!

(株)SDR

グラフィティ・アートが描かれた校舎のセットがインパクト大な『HAZARDSCHOOL 0』のステージ。会場がグループのイメージカラーである青のサインライト一色に染まる中、ヒップホップ色の強い「Monster!」からライブがスタートしました。やはり学校を舞台にしたMVが鮮烈だったこの曲。女性目線の言葉を交えた歌パートでは、毅さん、彪馬さんの悩ましげな歌い回しにも黄色い悲鳴が上がります。

(株)SDR

▲“龍崎高校のテニス部部長”こと毅さん(18歳)。

(株)SDR

▲“龍崎高校の色気モンスター”こと彪馬さん(14歳)。

レーザー演出が華やかだった「Mr.GAME」、弱冠14歳ながらキレキレのパフォーマンスで魅せる和哉さんなど、1人ずつのソロダンスをフィーチャーした「hide-and-seek」と、序盤からかなりホットなテンションに包まれていた会場。壮吾さんの得意技・車掌パフォーマンスなど個性あふれるメンバー紹介のあとには、童顔に似合わず男っぽい洸希さんの歌パートを中心にした「Pendulum Beat!」や、初期の代表曲「BAD BOY」などで盛り上げます。

(株)SDR

▲“龍崎高校の剣道部鬼の主将”こと和哉さん(14歳)。

(株)SDR

▲“龍崎高校の乗換案内”こと壮吾さん(15歳)。

(株)SDR

▲“龍崎高校のなで肩ビートボクサー”こと洸希さん(15歳)。

意外に楽しい!? 龍崎高校流の学園生活

(株)SDR

休み時間(映像コーナー)にはジャンくんがゴミ捨てを手伝ってくれたりと、見た目はオラオラ系な9人が意外に優しいことに気付き、彼らのことをもっと知りたいと思う転校生。そしてここから、学ランの衣装に着替えた9人が登場! 教室にあるものでリズムを奏でるSTOMPパフォーマンスや、メンバーが得意とするヒューマンビートボックスを複数のメンバーで掛け合う「Ooh! Ooh!」、ジャンさんがDJプレイ、彪馬さんがブレイキン、颯さんや玲於さんがアクロバットで魅せるDJコーナーなどでは、龍崎高校流の遊び方を見せていきます。

(株)SDR
(株)SDR

▲“龍崎高校のトルコからの留学生”ことジャンさん(18歳)。

(株)SDR

▲“龍崎高校の生徒会長”こと颯さん(16歳)。

(株)SDR

▲“龍崎高校の筋肉番長”こと玲於さん(19歳)。

と、ここで牛丸学園(今回のツアーでコラボしているM!LK)のメンバーがスクリーンに登場しますが、このタイミングで転校生が行方不明になり、龍崎高校のシンボルであるフラッグも何者かに盗まれてしまいます。それぞれ団結して対抗しようとする3つの派閥のメンバーは、M!LKの「コーヒーが飲めません」をサンプリングした「ゲラゲラ」など、それぞれのチームの空気感を反映させたナンバーを披露していきます。

(株)SDR
(株)SDR

謎のマスクマンたちにさまざまな派閥で対抗!!

(株)SDR

▲壮吾さん、洸希さん、彪馬さん、和哉さん、楽さんによるサンダードラゴン。

実はこの事件は龍崎高校と牛丸学園を潰すべく、謎のマスクマンたちが仕組んだもの。最年少の楽さんが裏番らしい(?)戦法を繰り出したりと、9人は襲い掛かるマスクマンたちとバトルを繰り広げます。さらにスパドラ年少組のサンダードラゴンによる、フレッシュな勢いに満ちた「リマカブロ!」、お兄さん組のファイヤードラゴンがしっとりと展開する「MIKAZUKI」、そして毅さん、彪馬さんのボーカルコンビが情感あふれまくりの歌声を聴かせる「夢で逢えたら」と、さまざまな組み合わせで対抗。

(株)SDR

▲“龍崎高校の裏番長”こと楽さん(14歳)。

(株)SDR

▲玲於さん、毅さん、ジャンさん、颯さんによるファイヤードラゴン。

(株)SDR

▲ボーカルコンビの毅さん&彪馬さん。

(株)SDR

一時はマスクマンたちの力に屈したメンバーですが、たくさんのメッセージが書き込まれたフラッグを持ち、会場全体の転校生たちの力も集めて再びマスクマンに挑みます。アッパーな「Endless Dance」のパワーでマスクマンをつまみ出した(?)9人。その嬉しさを、生徒会長の颯さんが地元ネタ・ふなっしー(激似!)の真似で表現すると、会場は大爆笑に。勢い余って壮吾さんを胴上げするなどハイテンションな流れのままに、壮大なスケール感のある本編ラスト曲「SOUL FLAG」へとステージは進みます。

(株)SDR
(株)SDR

「俺から、一生離れるなよ!」(毅さん)など、9人の口説き文句にも会場じゅうが黄色い歓声に包まれた本編エンディングののち、ファン人気の高い「PAYAPAYA」でアンコールがスタート。MCでは8月にスパドラカフェが期間限定でオープンすること、そして8月1日に待望の4thシングルのリリースが決定したことなどが告知され、メンバーが嬉しさのあまり抱き合ったりと沸きに沸いたこのライブも、わちゃわちゃとした楽しさのある「ワチャ・ガチャ!」でついにエンディングへ……。この日は最年長の玲於さんが男泣きしつつも「12月から始まったSOUL FLAG PROJECTも無事ファイナルを迎えられて、本当に幸せです。最高の1日をありがとうございました!」と感謝の言葉を伝えて締めくくっていました。ツアーは終わってしまいましたが、新曲にコラボカフェと、早くも夏が待ちきれません!

(撮影/笹森健一)

(株)SDR

SET LIST

1.Monster!
2.Mr. GAME
3.hide-and-seek
4.Pendulum Beat!
5.BAD BOY
6.City Noise
7.SHOPPING TIME
8.Ooh! Ooh!
9.ゲットレジャーニー
10.DJコーナー
11.Cross Counter(彪馬、洸希、和哉)
12.ゲラゲラ(ジャン、玲於、毅)
13.NICHIYOUBI(颯、楽、壮吾)
14. The Survivor
15. Mada' Mada'
16.リマカブロ!(サンダードラゴン)
17.MIKAZUKI(ファイヤードラゴン)
18.夢で逢えたら(毅×彪馬)
19.BROTHERHOOD
20.FLAGパフォーマンス
21.+IKUZE+
22.Endless Dance
23.SOUL FLAG

EN.1 PAYAPAYA
EN.2 ワチャ-ガチャ!