シースルーバングは失敗しがち？セルフカット方法と対処法を紹介

シースルーバングは、すだれのように薄く梳いた前髪のことです。ショートヘア・ミディアムヘア・ロングヘアと、さまざまなヘアスタイルと組み合わせられます。

どんなスタイルにも馴染みやすい、シースルーバングの魅力をチェックしましょう。

シースルーバングはおでこが透けて見えるため、軽やかで柔らかい雰囲気を持っています。

ストレートヘアだけでなくパーマで動きを出したヘアスタイルや、毛先をコテで巻いたヘアスタイルとも相性が良く、大人可愛い雰囲気を作れるのが魅力♪

また、おでこがチラっと見えるため、スタイリング次第で小顔効果をアップさせる効果も。おでこをすべて隠してしまうと顔の横幅が強調されますが、おでこを少し見せて縦のラインを作れば、スッキリして見えるでしょう。

シースルーバングは厚めに作った前髪よりも量が少ないため、バランス感を見誤ると悲惨な結果になりかねません…。

ありがちな失敗が、予想以上に短く切り過ぎてしまうことです。また、ヘアスタイル全体とのバランス感が乱れてしまうことも前髪のカットに失敗したと感じる原因のひとつになります。

前髪はヘアスタイルの印象を大きく左右する部分であるため、慎重にカットすることが大事です。

シースルーバングを自分で作る時に失敗しないためには、3つのポイントがあります。カットを始める前に押さえておきましょう！

カットを始める前に必ず髪を分けてピンやクリップで留め、ブロッキングしましょう。ブロッキングしないと、切っている最中にサイドの毛がばらけてきて邪魔になってしまうので注意！

ブロッキングのやり方は簡単です。櫛を使って髪を梳かしながら前髪をすべて下ろした後、上下や左右に分け、まずはおでこの中央部分だけをとります。

ここで髪の量をとりすぎてしまうと普通の前髪になってしまうため、少なめにとりましょう。

必要ない部分はピンやクリップで留めておきます。ブロッキングすることで毛を余分にカットしてしまうリスクを防ぐことが可能なのです。

前髪をセルフカットする時、最初から短くカットしてしまうとやり直しがきかず、失敗しやすくなります。

最初は様子を見ながら少しずつカットし、様子を見ながら長さを整えることが成功させるポイント♪

具体的には、10cm程度の長さがあると後からバランス感の調整をしやすいでしょう。大体、鼻の中央あたりを目安にしてカットすることをおすすめします。

また、やや長さを持たせておいた方が、スタイリングの時に流したり巻いたりとアレンジしやすくなるでしょう。

前髪をコテで巻くとふんわりとした立体感が出て、こなれた雰囲気を演出しやすくなります。

小さな口径のコテやカーラーを使うと巻き具合がきつくなってしまうため、大きめの口径のコテやカーラーで巻いてふんわり感を出しましょう。

仕上げにソフトにキープしてくれるタイプのヘアスプレーを使用するとカールが崩れにくくなります。

少しずつ慎重にカットしていけば失敗しづらいですが、上手にカットできなかった場合でも対処方法はあります！焦らずに対応していきましょう。

切り過ぎてしまった前髪は下ろさずに上げてしまえば失敗が気にならなくなります。毛先をつまみ、くるくるとねじってピンで留めてアレンジしましょう。

きつめにねじるときちんとした雰囲気に、ゆるめにねじると可愛らしい雰囲気になりますよ♡

シンプルなピンで留めても良いですし、モチーフがついたピンを使っても可愛くアレンジすることが可能です。また、1本のピンだけを使うのではなく、クロスするように2本のピンを使って留めても印象的な仕上がりになります。

前髪を編み込みアレンジする方法は、おでこを出してスッキリ見せられます。きっちりと編み込まずにざっくり編んだだけでも可愛い雰囲気を演出できるでしょう。

短い毛やサイドの毛が編み切れずにほつれて出てしまうことがありますが、それすらも可愛らしいニュアンスになります。編んだ毛をわざとゆるめてふんわりさせても可愛らしくておすすめです♡

しっかり編み込みたい時は、ヘアワックスやヘアオイルでまとまり感を出しておくといいでしょう。

ターバンやカチューシャを使って前髪を上げると、失敗をカバーしながらおしゃれな雰囲気をアップできます。

頭部に大きなポイントを作ると小顔効果も期待できるため、前髪を失敗しなくても覚えておいて損はないアレンジです。

ファッションに合わせてターバンの色を変えたり、着こなしのアクセントになるような柄のターバンを使ってもいいでしょう。

シースルーバングは軽やかで柔らかい雰囲気を出せるところが魅力です。可愛らしい雰囲気を作りたい人は、挑戦して損はありません。

失敗して後悔しないように、あらかじめしっかりブロッキングしてからカットすることが大事です。前髪はアレンジの幅が広いため、もし失敗してしまったとしてもアレンジで可愛く見せられます。

シースルーバングのセルフカットに挑戦して、可愛らしさをアップしましょう♪

※画像は全てイメージです。
※今回ご紹介した画像は、美容師によるものです。画像を参考に、ぜひセルフでアレンジに挑戦してみてくださいね。