期間限定の恋って?佐野勇斗がこの夏イチバンの胸キュンを届けます♡
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自分に自信がないから、吟蔵役は難しかったです
ーー本年度だけでもすでに5本の映画に出演されている佐野さんですが、主演はこの映画が初めてですね!三重県でのロケはブログなどにもアップされていて、とても楽しそうでしたけど、いかがでしたか?
佐野勇斗さん(以下、佐野):いや〜大変でした!スケジュールが短かったのもあるんですけど、役柄が僕とはかけ離れた役だったので。撮影は楽しかったですけどね!三重県の地元のごはんを食べたり、地元の人たちと仲良くなったりもしましたし。
ーー吟蔵の役柄はそんなにご自身とかけ離れていたんですか?なんだか意外です。
佐野:やっぱり、かっこよくなきゃいけないっていう使命感みたいな、プレッシャーがあって。台本を読んでも吟蔵は最初から最後までかっこいいですし、人気の原作が元になっているので、そのファンの方々のイメージを壊しちゃいけないとも思って。僕自身が自分にあまり自信がないので。
ーーそれも意外です!佐野さんはM!LKのメンバーとしても絶大な人気があるじゃないですか?女の子たちからキャーキャー言われているのに。
佐野:あの「キャー!」は俺へのキャーじゃないんじゃないかな(笑)それは冗談ですけど。でも、昔から自信はない人間なんです。吟蔵も自分に自信があるわけではないんですけど、男らしくてかっこいいんですよね。そのかっこよさを出すのはすごく難しくて。これで合ってるのかな?って思いながら演じたら、かっこよさは半減してしまうと思うので、演技への自信を持つという意味でも難しい役でした。
ーーご自身とかけ離れているなら、誰かすごくかっこいい人をイメージして演じられたんでしょうか?
佐野:そうですねえ…事務所の先輩の山﨑賢人くんの作品を見せていただいて、参考にしました。
ーーなるほど!物語は理緒が吟蔵に一目惚れされるところから始まりますが、佐野さんは女の子から一目惚れされたらどう思いますか?
佐野:いやー純粋に嬉しいですよ(微笑)全然嫌な気持ちはしないです!
ーー逆に一目惚れをしたことは?
佐野:あります!小学校のときの話とかになっちゃうんですけど(笑)パッと見て、「うわー可愛いこの子!」って思って。でも「好き」っていうふうにはならなくて。可愛いなぁ、仲良くなりたいなぁ、って思って、そこで仲良くなったら、うわぁ、好きだなぁ、ってなるんです。
ーー段階があると。
佐野:だから「うわ〜可愛い!」っていうのも一目惚れと呼ぶなら、一目惚れはあります!
ーーということは、ビジュアルの好みがはっきりしているんですか?
佐野:けっこうハッキリしてますね!
胸キュンシーンは頑張ったのでぜひ観て欲しいです!
ーー葵わかなさんとの共演は2回目ですが、いかがですか?
佐野:そうですね「くちびるに歌を」から2回目でした。でも、「くちびる〜」の撮影のとき以来会っていなかったわけではなくて。「くちびる〜」のメンバーがめちゃくちゃ仲が良くて、撮影が終わったあともみんなでごはんに行ったり、グループでしょっちゅう会っていたので。「今度一緒だね〜」って話は『青夏』の撮影が始まる前にもしてました。
ーーなるほど。今回の撮影の前からコミュニケーションがとれていたんですね。
佐野:そうですね。お互いに気心知れているというのもあって、「ここわかんないな」ってところを監督だけではなくて、わかなちゃんにも聞いてました。「こんな風に演ったほうが女の子はキュンキュンするんじゃないかな」とかアドバイスをくれて、やりやすかったです。
ーーぜひここは観てほしい!というシーンはありますか?
佐野:川に飛び込むシーンがあるんですけど、死に物狂いでやったので、ぜひ観ていただきたいです。水の中にいる時間が割と長くて大変でした。水の冷たさへの恐怖は半端じゃなかったです。そもそも外がダウンジャケットを着るくらい寒い日だったので、水から出ても寒いし(笑)
ーー吟蔵のかっこよさについて、もう少し掘り下げていきたいと思います。先ほどかっこいい吟蔵を演じることにとまどいがあったとおっしゃっていましたが、佐野さんの思うかっこいい男ってどんな男性ですか?
佐野:先ほど山﨑賢人くんの話をしましたけど、賢人くんで言うと、ビジュアルのかっこよさはもちろんなんですが、中身がすっごいフランクなんですよ。そこが魅力だなと思っていて。初対面だった僕にも「おーい」って感じで親しく話してくれるし、俳優として大先輩なのに「今度遊びに行きませんか?」ってLINEできちゃうくらいのフランクさで、そういうところはすごくかっこいいと思います。
ーーフランクなイケメンって最高ですね!イケメンといえば、 同じ事務所のSUPER★DRAGONの志村玲於さんもこの作品に出演されていますね!
佐野:はい。同じシーンはほとんどなくて、玲於は撮影が終わったらすぐ帰ってしまったので、「絶対ふたりでご飯行こうね!」って話してたんですが、最近ふたりとも忙しくてまだ行けてないです。プライベートで遊ぶことはよくあるんですよ。あ、でも撮影で会ったとき、合間にお互いのグループの話はしました。どれぐらいリハやってる?レッスンやってる?雰囲気はどう?みたいな。
ーーなるほど〜。佐野さんもとてもお忙しいですしね。M!LKと俳優業の両立も大変そう!
佐野:そうですね!3月の後半から4月の『青夏』の撮影が終わるまでは、人生で一番きつかったかもしれないです(笑)『青夏』の前に別の映画がクランクアップして、その撮影が1週間だけあって、そのままライブをやって、その次の日『青夏』クランクイン!みたいなスケジュールで。俺、よくやったなって思います。でもいい経験になりました!
ーー今回は同年代の出演者が多い現場でしたけど、佐野さんはいろいろな映画で上の世代の方と作品を作ることも多いですよね。同年代が多い現場はいかがでした?
佐野:同世代の子たちは普段、同級生としゃべっている感覚で演じられるので、すごくやりやすいんですけど、父親役の橋本じゅんさんなど、ベテランの方と共演させていただいたのは、すっごく勉強になりました。細かいところまで考えてくださって、僕が演りやすいようにしてくださるので、安心して飛び込んでいけました。
ーーそれはとてもいい経験でしたね!逆に佐野さんよりも年齢が下の方達もいらしたので、そこは自分が引っ張っていかないと、という感じでした?
佐野:そうですね、それは思いましたけど、まずは自分のことをちゃんとやろうって思っていました。僕が「頑張ろうよ」って言わなくても、みんなちゃんとやってくれる子たちばかりだったので、引っ張っていこうという意識はあまりなかったです。こんな高校時代だったらよかったなーと思うくらい、みんなでわいわいやってました。
ーーご自身の高校時代はそうでもなかった?
佐野:いや、楽しかったんですけど、みんなでBBQしたりみたいな時間はあまりなかったですね。勉強も部活もけっこう忙しかったし、芸能活動もやっていたので。夏休みにみんなでBBQはやりたかったなぁ。
ーーほかに今思い返すと高校時代にやっておきたかったことってあります?
佐野:でもやりたいことはできていたかなって思います。ニュージーランドにホームスティに行ったこともいい思い出ですし。また海外は行きたいなぁ。イタリアとか行きたいです。ピザが食べたいから!
ーーピザ(笑)
佐野:本場のピザを食べてみたくて。アメリカでハンバーガーでもいいんですけど。海外には憧れがずっとありますね。この仕事をやっていなかったら、海外に住んじゃってたかも。世界遺産とかいろんなものを見てみたいというのもありますし。1人でより友達と行きたいなぁ。
ーー海外への憧れはわかります。最近は、『青夏』もそうですし、9月公開予定の『3D彼女リアルガール』もそうですが、少女漫画原作の映画への出演が続いてますけど、少女漫画原作の作品を演じるときに心がけていることはありますか?
佐野:自分も漫画が好きなので、好きな作品が実写化するとなったらやっぱり、イメージが壊れないかとか気になると思うんです。だから、原作ファンの方を怒らせないように、というのはいつも気にしています。今の佐野勇斗にできる最高の努力をしないと!って気合いが入りますね。ビジュアル面も少女漫画は大事なので、肌の手入れとかもやってます(笑)
ーーええ!
佐野:『青夏』の撮影中は、僕が持ってきたわけではないんですけど、メイクさんが美顔器を使ってケアしてくれたりもしました。あと撮影に入る前に減量は頑張りました。でも、演技に対しても見た目に対しても努力はしますけど、監督さんやわかなちゃんやスタッフのみなさんが色々と相談に乗ってくださって、支えてくださったからなんとか乗り越えられたと思ってます。吟蔵役は本当に難しくて、これでいいのかな?不安だな、って思いながら演っていたので。
ーー佐野さん、意外とかっこいい男の子の役は初めてですよね?
佐野:ちゃんとかっこいい!っていう役は初めてですね。本当に難しくて、特に胸キュンシーンは悩みながら頑張ったので、観ていただきたいです!
ーーありがとうございました!
(ヘアメイク:中島愛貴(ラフテル)、スタイリスト:伊藤省吾 (シトル)、撮影/高橋那月)