葵-168- が語る美学「革命はこの瞬間に自分で起こせるもの」

女性だけではなく、男性も美容に関心を持ち、努力する時代が来ています。ARINEでは女性顔負けの美肌を持つイケメン男性たちに美容法をうかがってきました。今日は、ヴィジュアル系ロックバンド“彩冷える”(アヤビエ)のヴォーカルであり、ソロプロジェクトの「葵-168-」(アオイワンシックスティエイト)としても活躍している葵さんに音楽のことはもちろん、年齢不詳の美肌について、スタイル維持の秘訣、プロ並みに詳しくなってしまった(?)風水についてなどうかがってきました。葵さんの魅力を徹底解剖したインタビューです!

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目次

葵-168- と彩冷える活動再開について

ARINE編集部

——ARINE初登場なので、自己紹介をお願いします!

葵さん(以下、葵):ヴィジュアル系の「彩冷える」というバンドでヴォーカルを務めている葵です。2013年から「葵-168-」という名義のソロプロジェクトとしても活動しています。

——「168」というのは中国占星術からきている数字なんですよね?

葵:はい、趣味の一環で風水を勉強したことがきっかけです。もともと僕、趣味がなくて。色々な音楽番組などに出演させていただくときに、音楽以外の話もできないといけないなぁと思って。何かないかなと思って、今まで興味がなかったものにあえてチャレンジしてみようかなと勉強してみたら、面白くて。中国占星術の紫微斗数という占いなんですけど、あまり日本ではやっている人が少ないんです。生まれた時間まで必要な占いで、生まれてから死ぬまでの運勢を見ることができるんです。このへんで運勢がよくなるとか、この時期はちょっと気をつけたほうがいいとか、わかるんですけど、良いとされている数字が4つあって、1、4、6、8なんですが、4は日本ではあまり良いとされている数字ではないので抜いて、168をつけたのがソロワークの名前の由来です。

——それまでは趣味がなかったんですね。

葵:そうなんです。でも最近リリースしたミニアルバムのキャンペーンでいろいろお話ししている中で、ひとつ趣味を見つけたんです。物件情報を見ること!物件サイト上で条件を入力しておくと届くおすすめの物件情報を見るのが楽しくて。風水にもこれ、つながるんですよ。場所や方角、家具の位置なんかでわかることがあるんです。

——ご自宅のインテリアの位置なんかも気にされてます?

葵:以前は気にしていたんですけど、気にしすぎてしまうとキリがないので(笑)悪いことだけ避けるようにしています。ヴィジュアル系で、占いってかなり怪しい感じがするなあと思って、あまり表には出してこなかったんですけど、趣味として音楽とはまた別のスキルになればいいなぁと思っています。

——彩冷えるも活動再開されていますが、ソロ活動をしていた期間を経ての、活動再開はいかがですか?

葵:僕だけではなくて、他のメンバーもそれぞれいろいろな活動をしていて、ミュージシャンをしていた人もいれば、カメラマンになった人もいるし、それぞれ別のことでスキルアップしていたので、今年の5月に彩冷えるでひさしぶりにライブをやったときに、個々にレベルアップしているのを感じました。活動再開って「過去の栄光」とか「昔は良かったよね」と、美化されている自分たちの姿に勝つのがけっこう大変かなと思っていたんです。でもそれに関係なく、5人が揃ったときのパワーが半端なかったので、いろんなことがありましたが今は良かったなと思いました。人間味が深まって、みんなが大人になって、帰ってこられたなと感じています。

音楽はつらいときや悲しいときに寄り添えるものでありたい

ARINE編集部

——ミニアルバム「ニュークラシック」が9月26日にリリースされました。ライブではすでに演奏されていた曲たちが収録されていますが、ライブでの盛り上がりが見える曲ばかりですね!

葵:ありがとうございます。彩冷えるがバンドとしては僕にとってのベストなのですが、ソロではより自分らしさを大事にして曲を作っています。今回のミニアルバムはリリースするために新曲を集めたわけではなくて、ライブで新曲をやりたくて作った曲ばかりなので、ライブ映えするものとして作っているので、よりそうなっているんだと思います。

——どの曲も歌詞がとても胸に刺さりました。正直な思いを書かれたんだなぁと感じて。

葵:メジャーに行ってから、最初は今で言うコンプライアンスを気にしてしまっていた部分があって、こんなこと書いちゃだめだよなぁとか、これは伝わりにくいなぁとか考えて、みなさんにわかりやすい歌詞を書くようにしていたんです。でも今回は、リリースするつもりがなかったので、好き勝手に書こうと思って書いたので、包み隠すフィルターの必要がなく、そのまま出せてよかったなぁと思っています。あと、徳間ジャパンさんありがとう(笑)と。けっこうギリギリの歌詞が多いので、今のご時世ではアウトな部分もあると思うんですが、表現のひとつとしてとらえれば問題ないのかなと。

——「MUSIC」は音楽のことを歌われているとうかがいましたが、恋愛の曲ともとれますし、共感できる歌詞でした。

葵:そうですね。みなさんが自分の世界と照らし合わせやすい、共感しやすい、身近に感じやすい世界観に自分が伝えたいことを落とし込んでいるので、表面上は恋愛ものとしてとらえやすいと思うんですけど、実は1曲も僕、恋愛のつもりで書いていないんです。ただその中に伝えたい思いを刷り込んでいるので、じっくり歌詞を読んでいただくと、闇深いものを感じ取れると思います。闇深いんです、僕。(笑)ただ、それをそのまま書いてしまうと受け入れにくいと思うので、自分の世界観に置きやすい言葉を選んでいたりします。禁断の恋に受け取れるものも多いんですけど、そういう感覚ってみんなどこかにあるんじゃないかなって思って。そこに落とし込んでいるというのはあります。

——私たちも闇深い部分があるから、音楽を必要とするというのはあるかもしれません。

葵:そうだと思います。自分がハッピーなときって音楽はあまり必要ないと思うんです。BGMとしてパーティーチューンとかを流すというのはあるかもしれませんけど、歌詞がある音楽はハッピーなときよりも、つらいときとか、悲しいときに寄り添えるもののほうがいいんじゃないかなって、思いますし。今って見えないものに押さえつけられている感じがして、何か一歩でも踏み出すと叩かれる世の中なので、10代や20代の若い人でもなかなか自分の意思を発信するのが難しいと思うんです。でも、意思を伝えることって実は一番大事なんだよって、大人が伝えないといけないことだと僕は思っています。

ARINE編集部

——一般の人でもSNSなんかでも書きたいことが書けなくなってきていますものね。

葵:そうですね、僕の時代はそういうものがなかったので、リアルタイムでそういうことが肌感覚ではわからないんですけど、話に聞いたりすると、生きづらい世の中だなって思います。

——闇の部分を歌詞に書かれたとおっしゃいましたけど、攻撃的な部分もすごくある曲たちですよね。それは制作時の心境が反映されてそうなったのでしょうか?それとももともと葵さんが持っているものだったのですか?

葵:どっちもあると思います。僕は以前広告代理店で社員をやっていたことがあるのですが、そのときの影響なのかもしれないんですけど、話し方も伝わりやすいように丁寧に話すようにしているし、みなさんの僕に対するイメージはおそらく丸い感じだと思うんです。でも根本的にはとんがってるんです。それを今回は形にしたいなと思って曲を作っていたので、攻撃的な部分も伝わったなら、良かったなと思います。
それから、このミニアルバムを制作するより前の一時期、声優さんや舞台役者などの音楽以外のお仕事もさせていただいたことがあるんです。音楽やヴィジュアル系とちょっと離れたところで活動していて、2年後に音楽の世界に戻ってきたんですけど。そうして戻ってきたときに、浦島太郎状態になっていて。CDよりも、配信が増えて、気軽に曲が聴けるようになっていたり、そういう時代の流れに一瞬、ついていけなくて。すごい変わったなと思って、辞めようかなと思った時期があったんです。そのときのことを「MUSIC」には書いているので、この1~2年で感じた伝えたいことをこのミニアルバムに詰め込みました。

ARINE編集部

——その、辞めようと思って、でもやっぱり音楽をやりたいと思われた理由は何ですか?

葵:待ってくれているファンの方たちがいたからです。僕自身はぶれていたわけではないんですけど、いろんなことにチャレンジしていたので、ファンの方からしたら、ずっとステージで歌っていてほしい、CDを定期的に出してほしいというようなことを思っていたんじゃないかと思うんです。でも当時の僕は、それよりもまず人間性を高めたい、もっと新しいことにチャレンジしたいと考えていて。そのあいだもずっと好きでいてくれて、応援してくれている方たちがいたので、チャレンジの期間を経て今度はそういう方たちに対して、音楽を続けることが一番大事なんじゃないかなって、改めて思うことができて。それで「MUSIC」という大それた曲名をつけてみたんです。ミュージシャンにとって大事なときにしか使わないタイトルの一つだと思うので、ここで使うべきなんじゃないかと思ってつけたタイトルです。

——4年ぶりの再始動への決意、ということですね。

葵:そうです。そのまま、自分が思っていること、自分の状況を書きました。

——その2年間、別のことに挑戦される、って最初は怖かったのでは?

葵:そうですね。音楽の世界では僕はすでに中堅どころというか、15年くらい活動しているので、自分を甘やかしてしまう、というか、気が楽になってしまう世界ではあるんです。そこから、声優さんや俳優さんの世界に行くと、まったく勝手が違うので。最初に俳優として舞台に出させていただいたときも、全部が音楽の世界とは違ったんです。たとえば本番は5日しかないのに、稽古は一ヶ月あったり。僕、リハーサルが好きではないんです。準備は自分たちでやるものだと思っているから、リハーサルでは要所要所の確認だけできればいいと思っていて。バンド時代から、長く練習時間をとるのが嫌いなんです。それなのに、舞台だと、一ヶ月稽古があると。その一ヶ月って、繰り返し同じことを詰めていくんですけど、すごくつらくて。(笑)

その舞台でも、僕はミュージシャンとしてはメジャーデビューしていたりするので、別枠で、大御所の俳優さんと一緒の位置に名前が書いてあって、演出家の方も「葵っていうやつはたくさん舞台に出ていて、演技もバッチリできるんだろう」と思われていたらしいんですよ。それは公演が終わったあとの打ち上げで聞いたんですけど。稽古中はその方から僕への当たりが強くて。「もっといつもみたいにやってよ」って言われたりして。僕もいっぱいいっぱいだったので「いや、舞台初めてなんです」と言う隙もなくて。つらかった一ヶ月でした。

——大人になってから、そういうことってあまりないから、しんどいですよね。

葵:そうなんですよ。まさかこの歳で人から怒られるとは思ってなかったので、そういうことが毎日続いて、新人のような気持ちで稽古場に行くって、なかなかできないじゃないですか。なかなかできない経験だから、チャレンジしたことに後悔はしなかったですけど、くじけそうには何度もなりました。学生の子とかが「明日お腹痛くなって休めないかな」って思うみたいに、明日何かあって休めないかなって、大人になってから思うという。結局はちゃんと稽古場に行くんですけど。(笑)でも結果、思うのは、つらいのは一瞬で、過ぎ去ってみれば、大事な経験だったなと。「明日つらい。やめたい」と思うことこそ、大事にしたほうがいいって、僕は思います。

——なるほど…メンタルの持っていき方のようなものも学ばれたんですね。

葵:そうですね、だいだいのことはもう大丈夫になったと思います。(笑)時代的にいろんなことにチャレンジしやすい世の中だから、それはいいと思うんですけど、その中で続けることって大事だと思っていて、それが今、どんどんできなくなっていっているように思います。ミュージシャンもそうで、正直、続けることがとても大変な時代にきていて、CDなんてなかなか出せないですし。今回僕はありがたく出すことが叶いましたけど、それを踏まえて、やはり続けることを意識して、つらくても一回、我慢してみると、何かいいことが待っているんじゃないかなって、お兄さんは思います。(笑)

ARINE編集部

——続けるっていうこともそうですし、今回のミニアルバムを聴かせていただいて思ったのは、葵さんの音楽って全然変わっていないというか、正統派のヴィジュアル系ロックだなって思ったんです。

葵:変わっていないというのはそうかもしれません。もともとヴィジュアル系は、非現実を歌うものだと思うので、ありきたりの言葉は使わないほうがいいのかな、とか、原点に立ち返っている部分があるのかもしれません。それが伝わっているならよかったなって思います。

——1曲目から、最後まで通しで聴くと、最初は闇とか嘆きの部分が強いんですけど、だんだん攻撃性とか強さ、決意みたいなものに変化していって、ひとつの物語を聴いていたような気分になりました。

葵:ありがとうございます。完全に自分の音楽にとって、今回のミニアルバムがターニングポイントになっていると思います。今回初回限定盤だけに入れている、エクストラトラックの3曲は、過去にリリースしているものなんですけど、テーマ的に今回のモチベーションや自分の感情に近くて、すべて並べてみると、ストーリーのようになっているかもしれないですね。

攻撃性に関しても、誰かを傷つけるというよりは、どちらかというと、自分に向かっているんです。限定盤のラストに入っている「破軍の時(168 ver.)」は、占いにも通じていて、中国占星術で「破軍の星」というのがあって、それは意味が英語で言う、レボリューション、いわゆる「革命」という意味なんです。なので、革命を起こすときの話を歌っていて。でもそれって、誰かが用意してくれるものでもなく、かといっていつか来るものでもなく、この瞬間に自分が起こせるものなんだよというのを歌っている歌なんです。自分にとっての革命はもしかしたら今なのかもしれないと思って、選んだタイトルでもあります。自分は音楽をやっている限りは、いつまでも戦っていたいと思っているので。

「ニュークラシック」というアルバムタイトルにも込めているんですけど、どんどん毎日自分を更新していきたいから、今日がターニングポイントであり、明日もターニングポイントなんだ、今日よりも明日、明日よりもあさって、と更新していかないと、人間だから歳を重ねて古くなっていってしまう。歳を重ねることは悪いことではないと思っているのですが、RPG(ロールプレイングゲーム)のようにレベルがあがっていくものであればいいと思っていて。自分を更新するという気持ちを忘れてしまうと、外見も内面も衰えていくと思うんです。なので、気持ちを常に新しく新しく、という意識を持っていたいな、と思っています。

ARINE編集部

——では、今後のソロ活動と彩冷えるの活動へのヴィジョンを教えてください!

葵:バンドでは僕が一番年上だし、ヴォーカリストだからフロントマンでもあるんですけど、どちらかというと、グループのまとめ役でありリーダー的な立ち位置でいたので、自分を前に押し出すというのをあまりやらずにきていたんです。自分を主張することが苦手だったので、ソロになって一番苦労したのは、ひとりで喋ることで。ラジオ番組にでたりするときも自分のことを話すのが本当に苦手で、誰かがいて、それを活かす、というのは得意なんですけど。でもソロをやって8年経ち、ようやく自分のことを話せるようになりました。ソロはすべての責任が自分にあるのに対し、今まではそれを意識せずに何かに寄り掛かろうとしてしまうクセがどうしてもあったので、今後はより一層、自分を出していかなければと思っています。妥協するとか、人のせいにしないという当たり前のことをきちんとやって、とにかく(良い意味での)「自我を突き通そう」ということへの第一歩が「ニュークラシック」だったと思っています。

作品作りに関しては、今まで、「それいいですね」って他の人の意見に寄りかかってしまっていた部分があったと思うんです。それでCDができあがってから、あ、ここはやっぱり人任せにしなければよかったな、と思うことがあって。歌詞もそうですし。「これもしかしたら誰かを傷つけてしまうかもしれないから、変えない?」って言われて、「そうですね」って変えてしまっていた自分が今まではいたんですけど、今回は100%「いや、これでいく」ってすべてにおいて自我を突き通しているので、今後も自分を貫いていけたらと思っています。

——曲に関しても、今回はコンポーザーの方々と制作時のやりとりは、ご自身を貫かれた感じなんでしょうか?

葵:曲に関してはイメージだけ伝えて、もし違ったらちゃんと言おうと思っていたんですけど、そんなに話をしっかりしたわけではないけど、イメージを共有できていたので、そこは苦労しなかったです。
なんでいまさら過去の人と一緒にやるんだろう?ってもしかしたら思う人もいるかもしれないけど、「今はこの人たちとやりたい」からやった、というところでいうと、自我を突き通したことになるのかもしれないです。それはすごくよかったし、今までの人生の総集編というか、過去やってきた人たちと曲を作れたことはよかったです。
彩冷えるに関しては、みんな個々に活動しているので、定期的な予定はないんですけど、もともと再始動した理由がファンの方々に背中を押してもらったからなので、みなさんからやってほしいという声が高まったときには、またやりたいなと思っています。

いよいよ美容の話を…美肌の秘訣からスタイル維持、メンタルケアまで全て教えます!

ARINE編集部

——では、いよいよ美容のお話をうかがっていきたいのですが、まず、とても美肌でいらっしゃるので、スキンケアは何をされているかおうかがいしたいです。

葵:僕はもともとヴィジュアル系をやっているので、同世代の人たちと比べたら、がんばっているほうかもしれません。ヘアメイクさんに教えていただいた美容液とかをいくつか試してみて、いろいろ使ってみたらだんだんハマってしまって。伊勢丹まで行って、カウンターで試してみたりしています。女性たちの中に並んで。(笑)SHISEIDO MENのものを今は使っています。肌年齢を測定してみたかったので、メンズ用の化粧品を取り扱っているところに行ってみたんですよ。そしたら、肌年齢が18歳だったんです。僕、30代なんですけど。(笑)
20代のころは表面上、効きそうな、美容液とか乳液とか美顔器とかに力を入れていて。美容家の友人にいいものを教えてもらったり、小顔マッサージに行ったり、コロコロも持っています。ReFa(リファ)も大きいのと小さいの両方持っていますし。(笑)とにかく試して、自分に合っていたら、続けるようにしていました。

で、今は体の中から整えて行こう、という時代に自分の中で突入しています。(笑)朝起きたら、白湯を飲んで、MCTオイルをコーヒーに入れて飲みます。中鎖脂肪酸100%のものを取り寄せていて。MCTオイルをコーヒーに入れるなどして、空腹感をおさえたりしています。
あと、おすすめなのが、難消化性デキストリンという、とうもろこしのでんぷんからできている白い粉末で…これです。(バッグから取り出す)僕、ラーメンが好きなのですが、これを先に飲んでおくと血糖値が上がりにくい気がするのでおすすめです。

ARINE編集部

——だいぶ見た目は怪しいですね(笑)

そうなんですよ、特にお店で飲みづらいんです。(笑)僕、年下のミュージシャンたちにも言ってるんですけど、男性は7の倍数で体質が変わって、女性は5の倍数で変わる、と思っていて、20歳すぎると女性は25歳、男性は27歳でそこから急激に代謝が悪くなるなぁと。それまではカップラーメンとかファーストフードとか食べても太らなくて、自分でも「俺、太らないから」って言ってた彩冷えるのメンバーの夢人くんが27歳あたりから急激に太り出して、「全然(体重)落ちないよ!」って言ってるんです。(笑)食べることを控えるというよりは食べ方を考えたほうがいいよと、ずっといろんな人に言ってます。すみません、なんか、音楽の話よりよくしゃべってますね。(微笑)

——いえいえ(笑)美容系のお仕事もできちゃいそうですね!

葵:やりたいですね。(笑)でも本当に、30代になって、同窓会に行ったりすると同級生から「お前、歳とらないな、どうした?」って驚かれるんですけど、表に出る仕事である以上、意識していかないとダメだなと思っています。
ミュージシャンは正直それほど綺麗でなくてもいいと思っているんですけど、一応、ヴィジュアル系なので。できる限りは抗っていきたいというか、歳を重ねつつ、幅を広げつつ、若くいられたらな、と思っています。

ARINE編集部

——素晴らしいです!運動もされていますか?

葵:しています。一時期は1日10kmは走るようにしていました。舞台をやっていた時期は特に、夕方から夜にかけて走っていて、最初はつらかったんですけど、慣れました。ジムに行くという手もありますけど、まわりの目が気になってしまって、苦手で。ジムのランニングマシーンで、隣で走っている人がいると、その人のペースに負けたくない、とか思っちゃって、自分のペースでできないので、ランニングのほうが向いてました。走るの、すごくいいですよ!ストレス発散にもなりますし、いろいろ走りながら考えていて、歌詞のこととか、活動のこととか、人間関係のこととか。(笑)歌詞も家でじっとして考えているより、走っていたり、車を運転しているときとかのほうが浮かぶんです。あと僕が一番歌詞が浮かぶのはバスに乗っているときとお風呂に入っているときです。リフレッシュできているからなのかな。
悩んでいるときって、内へ内へ、って入ってしまうと思うんですけど、そういうときこそ、体を動かしてみるのが一番いいのかもしれないと思います。ゲームをやって発散、とかするより、僕は体を動かすことが一番いいなと思っています。

——本当に努力していらっしゃるんですね!お肌も真っ白ですし。

葵:日に当たるのが嫌いなので。(笑)でも、舞台に出るために一時期、日焼けしないとならなくなったことがあって、日サロに通ったことがありました。役作りだと思って。裏面表面、と焼かれました。(笑)これも人生経験と思って、一時期、チャラい感じになってました。もともと色白なので、すぐ戻ったんですけど。

ARINE編集部

——冒頭にお話してくださっていた風水のことも、読者は興味があると思うので、ぜひ教えてください!

葵:風水は、20年おきに時代を区切っていて、2023年までは、僕のソロプロジェクト名にも入っていますけど、8という数字がいいとされています。8は末広がり、なんて言って、日本でもいいとされている数字ですけど、特に今の時期はいいとされているんです。そして、この2023年までは女性が活躍する時代だと言われています。男性よりも女性のほうがパワーがある時代だと言われていて、分かりやすく言うと、アイドルグループも女性グループが人気だったりとかしますし、女性の方々にいろんなことにチャレンジしてほしいなと思っています。あと、色で言うと今年と来年は赤がいいと言われています。

おうちでもできることをお伝えすると、玄関から窓に向かって運気って流れているので、そこを意識して過ごすといいんです。その気の通り道のところで寝ていると運気を強く浴びすぎてしまい悪影響が出ることがあります。僕の周辺スタッフに体調がずっと悪いと言っている人がいたので話を聞いてみると、玄関からまっすぐのところにベッドを置いていたので、アドバイスをもとにベッドの位置を変えてみたら、すぐ治ったんです。最近、調子が悪いな、というときはおうちが関係しているかもしれないので、模様替えしてみると変わるかもしれません。
あと、部屋を綺麗にして、換気をして、太陽の光を入れること、は誰に関しても大事です。ごちゃごちゃしている家にいると運気は良くならないので。空気を澱ませないのが大事です。不必要な物は置かない、という暮らしを意識するといいかもしれません。

ーー精神安定上もそのほうがよいですよね。

葵:そうですね。もし何か悩んでる、迷ってるということがあるなら、模様替えしてみると変わると思います。ポスターの位置とかも変えるといいかも。ぜひ試してみてください。

ーーでは最後に「ニュークラシック」が気になっている人に向けて、一言お願いします!

葵:世代を問わず、歌詞に関して共感してもらえる部分があると思っていて、僕よりも上の世代の方にも若い子達にも、みんなそれぞれの悩み事があると思うんですけど、答えが歌詞の中にあるわけではないですけど、考えるきっかけになっていると思うので、ぜひ聴いてみていただいて、こういうことを思っているアーティストもいるんだな、と感じていただけたらと思っています。僕は自分がアクションを起こすことが一番大事だと思っているので、つらいなぁとか、迷っているときはいつもと違うことを何か始めてみると変わると思うんです。その一歩を踏み出すきっかけにこのミニアルバムがなっていると嬉しいなあ、と思います。こんなこと言ってるやつもいるんだな、こういう音楽もあるんだな、って思ってもらえたら、それだけで一歩を踏み出していると思うので、そこからどんどん新しいことにチャレンジしていってもらえたらと思います!

——たくさんのお話をありがとうございました!

(撮影/高橋那月)

※当記事内で言及されている風水・占星等に関する事例は、示唆された内容および行動に付随する効果・出来事を保証するものではありません。

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LIVE INFORMATION

■葵-168- winter tour「三角形の解き方」
2018年11月23日(金・祝) 今池GROW
開場 17:00 / 開演 17:30

2018年11月24日(土) 梅田Zeela
開場 17:00 / 開演 17:30

2018年12月01日(土) 渋谷Star lounge
開場 17:00 / 開演 17:30

■彩冷える「Virgin Snow Color -Final Season-」
2019年1月12日(土) Zepp Tokyo
開場 16:30 / 開演 17:30