PrizmaX 清水大樹が語る4人の今「すごく共感しあえている」

スターダスト所属の、国際派ダンスボーカルユニット・PrizmaX(プリズマックス)をご存知ですか? 圧倒的な歌唱力とグルーヴ感のあるダンスが数あるダンスボーカルグループの中で群を抜いていることで知られ、最近ではハリウッド映画『レディ・プレイヤー1』に、ボーカルの森崎ウィンさんが出演したことで、世界中からも注目を集めています。 そんなPrizmaXが、9月から4ヶ月連続でメンバーそれぞれがプロデュースする楽曲を配信します。今日はその第一弾として、ラップ&パフォーマンス担当であり、グループのリーダーでもある清水大樹さんがARINEに登場! 楽曲のことからメンバーのこと、プライベートまでたっぷりうかがってきました!

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目次
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予想を裏切る仕上がりになったプロデュース曲

ーーARINE初登場なので、自己紹介をお願いします!

清水大樹さん(以下、清水):PrizmaXの清水大樹です。趣味はYouTubeを観ることです。ヒカルさん、ラファエルさん、ヒカキンさんの動画をよく観ています。タイトルに惹かれて観ることが多くて、お金使ってるな〜という豪華な動画が好きです(笑)あとはテキーラボトルいっき!みたいな「え、できんの?やってみたかったけど」っていうような企画ものも観ちゃいます。

ーーそれがPrizmaXの活動に活かされたりは?

清水:まったくないですね!(キッパリ)ひとつもなってないですけど、ストレス発散になるんです。YouTubeつけっぱなしで寝てしまうので、朝になったらだいぶ更新されてて、起きて「あ、ヒカルしゃべってる」って思うんです。で、再生を止めてお風呂入って、出かける感じです。
音がないと眠れないんですよ。部屋の電気も以前はつけっぱでないと眠れなかったくらい。

ーー寂しがり屋なんですか?

清水:でも電気つけっぱだと、ずっと夜が続いてるみたいな感じで目が覚めちゃうので、朝早く起きないといけない日以外は、今は消して寝ています。

ーーたしかに、朝日で目覚めたほうが体にも良さそうですね。では、さっそくですが、今回プロデュースされた楽曲「Candy」についてうかがえたらと思います。PrizmaX初の試みとなりますが、この曲の構想はどのようなところから始まったのでしょうか。

清水:最初、スタッフさんに自分がこういう曲にしたい、というのを話したときには、「これ大丈夫なのかな?」と思っていたんですけど、いいですね、と言っていただいて、わりとスムーズに決まって、歌詞書きに入りました。こういう楽曲はPrizmaXでやってこなかったですし、いいのかな〜と思いつつも好き放題やらせてもらった、という感じです。

ーー歌詞がすごく正直というか、本音を書かれている印象を受けました。

清水:そうですね、最近は正直に、リアルに自分を曲に投影したいという気持ちがあって。だから今回の歌詞にも変にかっこつけた綺麗な言葉を並べずに、思ったことを思ったままに書く、ということを意識して書きました。

ーーそうなったのには何かきっかけがあったのでしょうか。

清水:なんでだろうな。メンバーがひとり抜けて、そこから考え方が変わったり、物事の捉え方が変わったというのはあるかもしれないです。今までは言わないできたことも、しっかり言っていこうとか、いろんなところでリミッターが解除された気はします。ある意味で振り切れたというか、でも良い意味でなので、良いことなんだと思います。

ーー以前は少しかっこつけている部分があった?

清水:そうですね。無難なワードを並べたほうがラッパーとして歌いやすかったりとか、パフォーマンスにも強さを出せたりしたので、そっちの方向に流れがちだったんですけど、そのスタンダードをどれだけ崩せるか、かつ自分が言いたいことをその中で言えるか、というのは意識できるようになりました。

ーー成長を実感されているのかもしれないですね。

清水:はい!(大きくうなずく)すごく成長したと思います。4人になってから、僕だけではなくて、他のメンバーもそうだと思います。

ーー前よりもメンバーと本音で話せるようになっていたりもします?

清水:します。メンバーの団結力も増していて、今、強くひとつになっている感じがします。困難を乗り越えていく瞬間がまた、絆を固くさせているのかもしれないですね。メンバー同士で話をしていて、多く言葉を言わなくても伝わるうなずきが増えました。仕事だけではなくて、プライベートの話をしていてもそうなんです。今までよりも共感しあっている気がします。だからこそ、付き合いが長いのに、またひとつ強い関係性ができちゃったなって。これ以上、もういいよってくらい(笑)

ーー「Candy」は歌詞だけではなくて、曲もしっとりとした大人な感じで、驚きました。

清水:僕もびっくりしてるんですよ(笑)だから、ホリック(ファンの呼び名)のみんなもびっくりするんじゃないかな。この曲をどう受け取ってくれるのかなって楽しみではあります。

ーーメンバーは最初に曲を受け取ったとき、どんな感想を?

清水:つばちゃん(島田翼)がすごく推してくれて、「やばいね!掘ったね〜俺は超好きだけどね!」って言ってくれて、めちゃめちゃ嬉しかったです。ウィン(森崎ウィン)と有希(福本有希)はヒップホップ自体を深く愛しているわけではないので、つばちゃんよりはふつうの反応だったかな(笑)

ーーどんなところをホリックのみなさんに聴いてほしいですか?

清水:まず歌詞はライブで(Aye)の部分を全力で叫んでほしいです。「Aye!Aye!」って全部、可愛く叫んでほしいです。あと、メンバーの名前も歌詞の中に入れているので、言わずともホリックは気づいてくれると思うんですけど、見てほしいです。あと、女の子のことを歌っているように聞こえると思うんですけど、実はヒップホップのことを指していて、タイトルの「Candy」が魅力的な異性、という意味なんです。「魅力的なヒップホップ」「魅力的なラップ」そういうコンセプトの曲なんです。

ーーヒップホップやラップは大樹さんにとっては、どういう存在ですか?

清水:「輝ける場所」「自分の居場所」です。歌詞は言葉自体も自分が思って書いていることなので、自分が思っていることを意思表示できる場所です。ふだん言えないけど、曲にしたら言えたりするので。かっこつけられるんです。音にのっているからこそ、言ってかっこいいってこともあるし。

ーー曲にするからこそ言えることがあると。メンバーとの絆が深まっているというお話もあったので、今このタイミングで、それぞれが楽曲をプロデュースされることにはすごく大きな意味があるんじゃないかなって感じました。

清水:そうですね。4人それぞれの曲が増えていくのも、いまのPrizmaXにとって良い事だと思うし、必要な事だと思うから、曲はどんどん増やしていきたいですね。ただ、1曲目がこれだっていう(笑)ちょっと潜りすぎたなと。
「Candy」っていうタイトルが可愛いイメージみたいで、意外性がすごくあったみたいですね。ワード的にもキャッチーで覚えてもらいやすいから、さっき言ったタイトルの意味も含めて、好きな言葉なんですよ。

今、メンバーみんなが意識高くいられています

——ウィンさんのレコーデイングはいかがでしたか?

清水:一瞬で終わりました(笑)10分くらいで。ウィンのパートがサビのみだったので。翼から「ハリウッドスターの無駄遣い」と言われました(笑)ただ、これはPrizmaXの曲なので、ウィンの歌声がわかるようにしたい、というのは曲作りのときから考えていました。

——振り付けはまだということですが、そちらも楽しみです。

清水:そうですね。AメロBメロサビ、とあるふつうの曲と違って、展開があまりない曲なので、そこにどう振り付けをつけるかはワクワクします。ホリックの子達にはライブでとにかくカッコの部分を叫んでほしくて、カオス状態を作りたいです。

——PrizmaXは今とても注目度が高まっていますが、以前と比べて大樹さんのグループでの立ち位置や役割は変わりましたか?

清水:基本は変わっていないです。僕はPrizmaXの中で、団子の串のような存在なんですよ。みんなをまとめようというつもりでやっています。背骨のような役割です。

——めちゃくちゃ必要な存在ですよね!

清水:そうなんです!(笑)僕がいないとダメなんです(きっぱり)

——かっこいい。

清水:サブリーダーからリーダーになるので、僕。でも、みんながリーダー、というつもりでいます。

——では、リーダーとして今後意識しようと思っていることは?

清水:ないです。いつもと変わらずやっていこうと。今はみんなが意識が高いので、みんなで作っていけているんです。

——いい影響を及ぼしあっているんですね。

清水:そうなんですよ。たとえばセットリストは前までは僕が作っていたんですけど、今はみんなで話し合って作っています。いろいろな意見はもちろん出て、こういうエンターテインメントには正解がないから、それを固めるまでは大変かな。プレゼン力が必要とされますよね。思っていることをどう他の人に伝えられるかという。いまそれがうまいメンバーはいないので、そこは強めたいところですね。
自分たちの役割をそれぞれが考えてやっていけたらいいですね。

——今後、どういうグループにしていきたいというビジョンはありますか?

清水:パフォーマンス力は常にあげていきたいです。基本はPrizmaXってパフォーマンスで魅せるグループなので、そこはこだわりを強く持った上で、それぞれの色が引き立てばいいなあと思っています。ひとり減ったぶん、物足りなさを最初は感じていたんですけど、最近やっと4人のステージが板についてきて、現状からじゃあそれぞれがスキルアップしていこう、というところです。
なんか、今は、ひとりが減って、みんながレベルアップしようという意識が高いので、ライブ終わりの疲労もいつも以上に激しいんですけど、頑張っている証拠なんだなって思います。

——それはプレッシャーというよりは前向きなエネルギーからきているものですよね。ライブ終わりにみなさんで、今日のライブについて話されることは多いんですか?

清水:そうですね、「ここは悔しかった!」って言ったり、「ごめん、ここはこうだった!」って言ったり。もっとみんなでその日のライブ映像を見て、話したり、というのもやっていきたいんですけど、4人でのライブをそんなにまだやっていないので、これからです。

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大樹さんの美容法は?

——12月にはMCなしのライブ「PrizmaX Nonstop」が東京と大阪でありますね!

清水:これね〜地獄ですよね!(笑)僕ね、1回ライブが終わったら、もうこのへんが(顔まわりをおさえて)コケるんですよ!それが2回回しって、死ぬんじゃないかな。一瞬で痩せるから、それが悩みどころなんですよね。

——体力作りしないとですね!精神力も含め…。精神的にはお強いほうですか?

清水:弱いですね〜(微笑)強くあれ!とは思ってますけど。だから、もっと応援してほしいです!それで「頑張るぞ!」ってなりたい。
体力に関しては、特に意識しなくても、踊っていることで最低限の筋肉がついているんですけど、走ったりとかもしたほうがいいんだろうな。

——美容メディアなので、イケメンの大樹さんの美容法についてもうかがいたいのですが、お肌がとてもきれいですよね!

清水:僕、肌は強いんですよ。肌と視力だけはいいんです。視力、2.5なんです。目の悪いマサイ族なんです、なんでも見えちゃうんです(笑)

——じゃあライブでもホリックの方達のこと、一番後ろまで見えますね!

清水:そうなんです。見えます。ただ、見えすぎちゃってよくないのかなって思うときもあります。見えすぎないほうが自分の世界観が作れるのかなって。だって、有希に関してはなんにも見えてないですからね(笑)あの人、見えないのにコンタクトもしないし。

——見えるというところで言うと、ホリックの方達の反応もTwitterを始められたぶん、見えやすいのでは?

清水:そうなんですよ。ダイレクトに反応がわかるのが楽しくて。

——ホリックの子達に言われて嬉しい言葉ってありました?

清水:なんだろう、いっぱいありますけど、ライブとかで、自分の中での小さいこだわりに気づいて褒めてくれたりすると、素直に嬉しいですね。このダンスのときはちょっと目を伏せよう、とか。ちっちゃいところなんですけど、そこがかっこよかった!って褒めてくれると、「ああ、見てくれてるんだ」って嬉しくなります。見てくれてるからこそ、意識を高めていかないとなって思います。「最近、大樹、元気なかったから、(今日は)元気でよかった!」って言われたりとかすると、ドキッとします。自分でも気づいてなかったのに、元気なかったことを察知してたんだ、って思うと、嬉しいけど、そこは自分の意識を高めて、気をつけていかないとなって。

——そういうところも見せちゃっていいんじゃないかなって思いますけど(笑)心配すればするほど女の子ってその人のこと好きになっちゃうから。ヘタレ男子が流行ってたりしますし(笑)

清水:俺、意外とヘタレかもしれないです(笑)支えてくれて、そっとしておいてくれる子がいいです。仕事のこととかは何も聞かずに。影で応援してくれる、みたいな。一歩引いて見守ってくれる感じがうれしいです。簡単に言うと、押し引きが上手な子。嘘でもいいから、一瞬、引いている感じがあると、ハッて気になっちゃいます。もう興味なくなったよ、ってなるとこちらも諦めてしまうんですけど、「好きだよ〜」というのを伝えていたのに、徐々に離れていかれて、名残惜しみゼロな感じだと、「え、なんで?」ってなります。
常に気持ちを全力投球でぶつけてくれるのもうれしいですけど、ずっとついてくる感じだと余裕を持っちゃうから、一歩引いて、上品に自信を持っていてほしいかな。

——ホリックの方達にライブで着てきてほしいファッションはありますか?

清水:あります!女性らしいファッションが好きで、アナウンサーみたいなってよく言ってるんですけど、そうすると俺のファンの子達がライブ中もどんどん上品になっていくんですよ(笑)静かになっていくんです。だからあまり言わないほうがいいのかな。自分の体型にフィットしてる、サイズ感が合っている、女の子らしい服装が好きです。(考えて)昔流行った、お尻のラインがぴたっとしてみえるタイトスカートみたいなのが好きだったんですけど、あ、やばい、妄想が広がってきちゃった。ワンピースにもこだわりがあって、ウエストラインがきゅっとなってるやつとか好き。ゆったり感のあるワンピースより、きゅっとなってるほうが。こういうこと言うと次のライブから、みんなライブ中に息しづらくて、げほげほっとなるかも(笑)
で、そういう子がたまにボーイッシュな格好をするとキュンとくるんですよ。

——ギャップ萌えですね(笑)では音楽に話を戻しまして。9月の大樹さんの「Candy」発売後、10月から12月まで4ヶ月連続リリースとなりますが、他のメンバーの曲への期待感はどんな感じですか?

清水:翼の曲は変則的すぎてラップを書くのが難しいです。でもパフォーマンスが引き立つ楽曲にしてくれているので、振り付けも楽しみなんですけど、ラップをどう書こうかなって思ってます。あと有希に関しては、有希らしいバラードになりそうです。以前、有希が作詞した「春空」という曲も有希らしい比喩表現があったんですけど、今回も歌詞が楽しみです。ウィンに関しては、イメージがまだできていなくて、苦戦しているところなので、楽しみにしています。

この連続リリースとノンストップライブで、4人のPrizmaXがいいな、って思ってほしいし、それを定着させたいです。自分たちがもっともっと自信を持ってステージに立てるようになりたいです。今は地盤固めの時期かなと思っています。
ソロでやらせてもらうライブのほうも結果を残していきたいです!「あ、いいね、大樹」って思ってもらって、それがPrizmaXにもつながって、もっともっと応援してもらえるようになったらうれしいです。いまあるものを全力でやります!

——では最後に「Candy」の配信を楽しみにしているホリックのみなさんに一言メッセージをお願いします!

清水:みんなの予想を裏切るような曲を持ってきたんですけど、今までとは違う角度で楽しんでもらえたらうれしいです。あと、配信なので、SpotifyやiTunesのダウンロード数を上げてもらえたらうれしいです。そして、ライブを楽しみにしていてください!予想を超える完成になると思います。「Candy」はカッコ部分を叫んでもらって、盛り上げてくれたら嬉しいです!よろしくお願いします!

——ありがとうございました!

清水大樹プロデュース楽曲「Candy」9月5日(水) 配信スタート