【マッシュウルフ】ヘアカタログ｜レングス・前髪別・アレンジ方法も

そもそも【マッシュウルフ】とは、どんな髪型なのか分からない方も多いはず。
今回この記事で紹介していく【マッシュウルフ】とは、マッシュベースのカットと、レイヤーの入ったウルフヘアを組み合わせた髪型のことを言います。

個性的でクールな印象が強めのウルフカットに、ふんわりと丸いマッシュフォルムが加わることによって、やわらかな印象に仕上がるマッシュウルフ。

皆さんに【マッシュウルフ】の魅力を知っていただくため、ヘアカタログをご紹介する前に”マッシュウルフの魅力”を以下にまとめました。

軽くてふんわりとした特徴を持つマッシュウルフ。束感をキレイに出すことができるため、レイヤー部分のアレンジ次第で、キレイめにも、カジュアルにも表現できます。
シンプルの中にも変化を与えてくれるので自分らしいマッシュウルフを楽しめます。

マッシュウルフは、レイヤーによってもともと動きのある髪型。簡単なスタイリングで抜け感を演出できるので、アレンジにかける時間短縮にもつながります。
ヘアオイルをなじませるだけでも、トレンド感ある髪型に仕上げられるのも嬉しいポイント。

顔周りにレイヤーが入ったマッシュウルフは、輪郭に髪がかかることや、きゅっとしまっている襟足によって顔型を小顔に見せてくれます。
面長さんは、レイヤーを短めに、丸顔さんは、長さを残したレイヤーを入れるなど、マッシュウルフをあなたのフェイスラインに合わせてみてください。

前髪から襟足までをマッシュラインでつなげると、シンプルだけどこなれ感あるヘアスタイルに。トップは長めにすることでシルエットが収まりやすく、スタイリングがキレイに見えます。ハイライトを加えることでコントラストの効いたヘアが楽しめます。

マッシュベースとなっているマッシュウルフはカジュアルな印象に。トップを重たくすることでクールな印象よりも可愛らしい印象が際立ちます。
トップは、ウエーブやカールで軽めに動きを出すと、リラクシーな雰囲気を演出してくれます。

ショートのマッシュウルフは、クールな印象を追求するのもおすすめ。切りっぱなし前髪に、マッシュウルフでラフにキメつつ、くせ毛風に仕上げてみてください。ショートのマッシュウルフは、派手めなカラーも映えるので周りの人と違った、真似できない個性的なスタイルを楽しめます。

マッシュウルフ初心者さんにもおすすめなのが、髪のトップ部分と襟足の長さの差をつけない、控えめのマッシュウルフ。やわらかく可愛らしい印象に仕上がります。
全体的にシルエットが変わるミディアムのマッシュウルフは、伸ばしかけの髪に飽きてしまった方やイメージチェンジをしたい方もぜひ試してみてください。

ボブにマッシュウルフを組み合わせれば、エアリー感たっぷりのトレンドヘアが完成。トップはふんわりとやわらかく、毛先は軽く外ハネに仕上げて抜け感を演出してみて。
ヘアカラーも、ナチュラルな明るさのブラウンならより優し気な印象に見せてくれます。

襟足を少し長めに残したマッシュウルフは、縦長シルエットを作りだすためシャープな印象に。
レイヤーの入った毛先は自然な動きが出るので、無造作なヘアセットも簡単に仕上げることができます。クールで知的な印象を演出したいあなたにおすすめ。

やわらかくアンニュイな雰囲気が目を惹くセミロングのマッシュウルフ。立体感あるマッシュウルフにベージュ系のアッシュカラーを合わせるとふんわりと大人っぽく仕上がります。
顔周りの髪の毛によって小顔に見せてくれるため、顔型カバーにも◎。ハイレイヤーの段に合わせて毛先を内巻き・外巻きのランダムに巻き、ヘアオイルをなじませて濡れ感を表現してみてください。

ボーイッシュな印象が強めのマッシュウルフですが、ロングのマッシュウルフなら、よりやわらかさを引き出すことができます。
レイヤーがたっぷり入っている分、ウルフカットの良さや、セミロング・ロングの長さを活かしたヘアアイロン・コテでのアレンジが楽しめるのでとことん透明感を演出できます。

重たく見えてしまいがちなロングですが、マッシュウルフなら抜け感を演出してくれるため、ロングヘア特有の重たさに悩んでいる方におすすめ。
トップは丸いシルエットでやわらかく、毛先はミックス巻きで仕上げることで、バランスのとれた上品な印象に。軽やかな透明感溢れるマッシュウルフが楽めます。

マッシュウルフに切りっぱなし前髪の組み合わせは、ヘアにヌケ感を感じさせてくれます。暗めの髪色にすると大人めの印象に。明るめの髪色にするとカジュアルな印象に仕上がるのであなたの理想の雰囲気に合わせてみて。

マッシュウルフにオン眉の組み合わせは、マッシュのシルエットが強まるため、可愛らしさを強めに表現することができます。
また、マッシュウルフとオン眉は、どちらもヘアにアクセントをプラスしてくれるので個性的なヘアを楽しみたい方にもおすすめです。

マッシュウルフにななめ前髪を組み合わせると、優し気でやわらかい雰囲気を醸し出してくれます。
長め（眉下くらい）のななめ前髪なら、マッシュの丸いシルエットが整って見えるため、頭の形をキレイに見せつつ顔の輪郭も上手くカバー。
女性らしさを演出してくれますが、甘すぎないのがマッシュウルフのポイントです。

マッシュウルフと透けるような質感のシースルーバンクの組み合わせは、全体的に軽さを演出してくれるためトレンド感あるニュアンスヘアに。
あえてドライな質感に仕上げ、髪の毛を遊ばせてみるのもおすすめ。エアリー感を楽しめます。

女性らしさを残しつつもハンサムにキマるのが、マッシュウルフとセンターパートの組み合わせ。
センターパートは、正面から見た顔の形がひし形に見えるため、顔をシャープに見せることができます。大人の雰囲気が強いマッシュウルフに、前髪はセンターで分けてとことんクールさを表現してみてください。

黒髪や暗髪の場合は、クールで引き締まった印象がより際立ちます。マッシュウルフの軽やかさと、丸みのあるシルエットで、明るくスタイリッシュな印象に見せてくれるので、髪全体が重たく見えてしまうのが気になる方もおすすめ。マッシュウルフなら、ドライヤー後ワックスをつけるだけでもこなれ感あるスタイリングに仕上がります。

肌色になじみやすいチョコレートのようなブラウンカラーは、マッシュウルフをナチュラルでカジュアルな雰囲気に見せてくれます。
あたたかみを感じるカラーなので、優し気な印象もプラスされます。襟足は軽くカールさせて可愛らしさをプラスしてみてください。

マッシュウルフとハイトーンを組み合わせは、とことん個性を表現できます。
ハイトーンのヘアカラーにするときは、トップのマッシュ部分を多めに残し、襟足は短めにすると、派手すぎず大人の雰囲気もプラスしてくれます。周りの人とは違ったマッシュウルフで軽やかな雰囲気を楽しんでみてください。

毛先にポイントを散りばめ、動きを強調しているウルフパーマは、アンニュイな印象に。
マッシュウルフのレイヤーによって、ナチュラルなカールを楽しめます。ヘアワックスで束感をつけるだけでも無造作で、大人っぽいヘアスタイルに仕上がります。

ランダムにカールされた無造作パーマは、マッシュウルフのふんわりとしたやわらかさの中に、シャープさが際立ち絶妙な雰囲気に。
無造作パーマは、大人女性になじみやすく、ナチュラルに仕上がるのでパーマ初心者さんにもおすすめです。

エアリー感を演出できるニュアンスパーマは、外国人風に仕上がります。
マッシュウルフは、マッシュベースのトップと軽さのある毛先で動きがでやすく、ラフさが生まれるのでニュアンスパーマをより楽しむことができます。ナチュラルなカールによって、大人の女性らしさを演出できるのもニュアンスパーマのポイントです。

ヘアアクセントとなるインナーカラーは、周りの人とは違うマッシュウルフを楽しみたい方におすすめなアレンジ。髪を耳にかけたときや、髪をアップにしたときに、さり気なく現れるインナーカラーがいつもと違う雰囲気を楽しませてくれます。

根元から毛先にかけて色が変化するグラデーションは、立体感のあるマッシュウルフに仕上がります。
ナチュラルカラーのグラデーションなら、ブリーチなしでも楽しめるカラーもあるため、髪のダメージを気にする方にもおすすめ。
グラデーションするカラーによって雰囲気が変化してくるので、あなたの理想に合わせてあなたらしさを表現してみてください。

ヘアに陰影を出してくれるハイライトは、マッシュウルフのシルエットをキレイに見せてくれます。
ハイライトも細め～太めなど、自分好みにニュアンスが変えられるので個性的なデザインカラーを楽しむことができます。簡単なアレンジも映えるのでマッシュウルフの楽しみ方が広がります。

【セット方法】

1. 髪のクセは直し、しっかり乾かす
2. ヘアアイロンで、髪の表面を内巻きにする
3. 毛先は、ヘアアイロンを半回転させ、ワンカールを外巻きにする
4. 仕上げにワックスやオイルのスタイリング剤を髪になじませたら完成

【セット方法】

1. ミストのスタイリング剤で髪を濡らす
2. ドライヤーで乾かしながらカールを出していく
3. 適量のスタイリング剤を出したら手になじませる
※スタイリング剤は、オイル・クリーム・ムースがおすすめ
4. トップにはつけすぎないように、毛先を重点的につけたら完成

カジュアルにもクールにも見せることができる【マッシュウルフ】は、顔型・長さ・髪色も問わずに楽しめる髪型です。
マッシュウルフの基本的なベースは同じですが、”前髪の整え方”・”レイヤーの加え方”によって、個性的なマッシュウルフを楽しむことができます。ぜひ、あなたらしさをマッシュウルフで表現してみてください。

※画像は全てイメージです。
※今回ご紹介した画像は、美容師によるものです。画像を参考に、ぜひセルフでアレンジに挑戦してみてくださいね。