男女別！就活【印象の良い・悪い】髪型識別と黒髪風カラーBOOK

就活の面接で大切なのは、【印象の良さ】。
そして、その【印象の良さ】というのは、きれいに髪の毛がセットされていたり、身だしなみを整えてあること。つまり【清潔感×清楚】なイメージが大切です。そんな清潔感と清楚さを意識した髪型をご紹介するので、チェックしていきましょう！

面接時の髪色は、【黒髪・ナチュラルな濃い茶色】が基本です。業界によって、髪色をあまり気にしないこともありますが、基本スーツを着て面接に向かうならそのどちらかが良いでしょう。髪型だけでなく髪色も【端正で清潔感】のある印象を面接官に与えるための大事なポイントです。
髪色のトーンは、明るくてもレベル7程度がおすすめ。後ほどトーンやカラーについても詳しくご紹介します！

面接時の髪型は派手にきめたセットはもちろん厳禁ですが、崩れない髪型にするためのセットは大切。
髪型をしっかりセットしていないと、面接中にお辞儀をしたりうなずいた時に崩れる可能性があります。そうなると、面接官だけでなく話している自分も気になってしまうはず。
このことを避けるためにも、髪型が崩れないためのセットはしっかりしましょう。

面接でこれまで何度も重要と言ってきた【印象の良さ】のために【清潔感】を意識することが大切。ハキハキとした表情で話して、きれいにスーツを着こなしていても、髪型に清潔感がなくては印象が下がってしまいます。
【清潔感】を意識して髪型も細かい所まで気を配りましょう。

おでこを出して、清潔感を意識するなら流し前髪。
そんな就活時の流し前髪の方法は、

1. 前髪の根本からドライヤーを当てて髪の毛のクセをなくす。
2. コームで8:2に分け、2のほうの前髪が流れてこないようにピンで固定する。
3. 流すほうの前髪を眉毛が隠れないように軽くアイロンで巻く。
4. 形を整えて、前髪の表面と裏側をスプレーで固定したら完成。

流し前髪だと、顔のタテとヨコのバランスが気になる…。という面長さんは、ぱっつん前髪がおすすめ。
ぱっつんでありながら就活で好印象を与える前髪の作り方は、

1. 前髪の根本からドライヤーを当ててクセをなくす。
2. コームで前髪をとかして形を整える。
3. お辞儀したときに顔が隠れてしまうようだったら、アイロンで軽く巻く。
4. 崩れないように、前髪の表面の裏側にスプレーで固定したら完成。

華やかで凛々しい印象を与えるオールバックの就活スタイル。
そんなオールバックの就活時の髪型を作る方法は、

1. 手のひらになじませたワックスを髪の毛全体の次に前髪に付けて、まとまりやすくする。
2. コームを使って前髪を後ろに持ってくる。
3. 髪の毛を結び、前髪が流れてくるようだったらピンを留める。
4. 20㎝分ほど離れたところからスプレーをかけて固定させたら完成。

真面目で硬派な印象を面接官に与えたい方は、センター分けがおすすめ。
そんなセンター分けの前髪を作る方法は、

1. 髪の毛全体のあとに前髪の順番でワックスをなじませる。
2. コームで5:5になるように前髪をセンターパートで分ける。
3. 髪の毛を結んだあと、前髪が流れてこないように両サイドにピンを留めたら完成。

前髪のまとめ方をレクチャーしたら、次はレングス別に髪の毛のまとめ方をご紹介します。
就活の髪型は、髪の毛が落ちてこないように結んで身だしなみを整えることが大切。レングス別にご紹介するので、自分の髪の長さに合わせてチェックしてみてください。

フレッシュでかっこよく、活発なイメージを与えるショートカット。首元がすっきりと見えるので、清潔感があってさわやか雰囲気になります。
クシを使って分け目をきれいにそろえ、左右どちらかの髪の毛を耳にかけましょう。横から髪の毛が流れてこないように、ワックスやスプレーで固定するのがポイントです。

短いわけではないけれど、まだ結ぶには長さが足りないボブやミディアムヘア。そんなボブやミディアムヘアの方は、ワックスでしっとりとまとめて、崩れやすい場合はサイドをピンで留めてみてください。
髪の毛をおろしていても、横から流れてこないようにまとめることで清潔感のあるヘアスタイルが完成します。

ミディアムヘアさんやポニーテールするほど髪が長くない方などにおすすめな面接ヘアがハーフアップ。女性らしく、顔周りもすっきり見えるので面接向きの髪型と言えるでしょう。
下ろしている毛が湿気などで広がってしまわないよう、スタイリング剤をつけてヘアセットしてみてくださいね。

シニヨンは上品で気品のある印象を与えてくれます。とくに、毛先のパサつきが気になる人や髪が広がりやすい方におすすめです。セットするとき、ポニーテールより時間はかかりますが、髪全体がまとまるので面接前もあまり直す必要がないのがうれしいポイント。
崩れにくくいので、面接に集中することができます。

1番無難な面接のときの髪型はポニーテール。
おくれ毛もきちんとまとめて、うなじの上辺りでしっかりと結びます。「顔の輪郭を隠したい！」という方も多いかもしれませんが、面接時に印象が良いのは顔周りの毛もきちんとまとめるスタイルです。そのほうが清潔感が出て、面接で重要な笑顔もアピールできます。

おしゃれよりも清潔感や誠実さが重要視される就活。自由な格好ができる大学生活ですが、就活に合わせて身だしなみを変えるのは鉄則です。
男子の就活中の基本的な髪型は《短髪×黒髪》。耳をしっかり出した短髪は清潔感があってさわやかに見えると言われています。面接官に好印象を与えることを意識しましょう。

「普段は前髪を長めにしていたい。」という方は、就活するときはアップバングにするのがおすすめ。
就活の定番スタイルのショートヘアでなくても、おでこを出すことで清潔感が出て好印象を与えることができます。面接時に使うおすすめのワックスは、油分が少なくツヤなしの《クレイ系》。髪型をキープしやすいので、面接などなかなか髪型を直す時間が取れないときにぴったりです。

次に紹介する就活の髪型は七三分けスタイル。アップバングでキチッと髪の毛を整えた髪型は、身だしなみを整えていてきちんとした印象があります。
ポイントは、ワックスはジェルタイプを使ってタイトに仕上げること。また、ワックスは付けすぎると威圧感があるので、しっかりとドライヤーで形を整えてから1円玉の分だけ取ってスタイリングしましょう。

商社やマスコミ、IT関係の業界は比較的に髪型の許容範囲が広いので、ロングでもいいという会社もあります。
しかし、やはり髪型は最低限の身だしなみで就活に挑むマナーがあるので、ロングヘアの男性はオールバックにするのがおすすめです。
オールバックは、髪の毛の根本からワックスを付けるとべタついてしまうので、毛の中間から毛先に整髪料を付けていきましょう。

「就活の髪型もおしゃれでいたい。」「マッシュヘアを崩したくない。」という方もいらっしゃるのではないでしょうか？
そんな方は、おでこを隠しすぎないシースルーっぽいナチュラルマッシュヘアがおすすめです。ただ、前髪や耳の周りの髪の毛が長いと、だらしなく見えてしまう場合もあるので、美容師さんと相談しながらカットしましょう。

お辞儀をしたときに目に前髪がかかってしまうのは好ましくありません。自分でも気になってしまう上、「こまめに整えていない。」「清潔感がない。」という印象を与えてしまいます。

そんな長い前髪は、お辞儀したときに自分の表情が見えるように前髪をカットしたり、ピンでまとめたりしましょう。お辞儀したときに自分の顔が隠れてしまわないか、自宅の鏡で見てみるといいかもしれませんね。

オン眉前髪も人気の髪型ではありますが、就活の面接には向かないでしょう。
子どもっぽく、カジュアルな印象で私服には良いですが、スーツとの相性はあまりよくありません。職種にもよりますが、避けた方が無難です。

オン眉前髪は、ヘアアレンジで隠したら大丈夫。前髪を横に流してピンでとめたり、ポンパドールにしてさわやかな印象に仕上げましょう。おしゃれな髪型よりも、シンプルで聡明なイメージを与える髪型を意識してみてくださいね。

就活をするときにパーマがかかっているのも好ましくありません。
「おしゃれな髪型を楽しみたい。」「このくらいのパーマなら大丈夫かな？」など、少し冒険をしたい気持ちもわかります。しかし、カジュアルな印象を与えてしまうので、控えたほうがいいでしょう。

ゆるいパーマもカジュアルな印象を与えてしまうので、パーマの部分はカットしたり、女性だとシニヨンスタイルでまとめると◎。
ストレートヘアにして面接官に誠実で賢明な印象を与えましょう。

オフィスに実際入ると髪を結ばれていないスーツスタイルの社員さんもいらっしゃるかもしれません。しかし、就活生という立場を自覚して、まとめ髪のほうが印象が良いでしょう。
何よりも、誠実で清潔感のある印象を面接官に与えることが大事です！

そんな長い髪の毛は、ハーフアップやポニーテールで1つに結ぶと就活生らしいヘアスタイルになります。
顔周りはすっきりとさわやかにして、【これから社会に出る自覚を持った学生】を意識したヘアスタイルにしましょう。短くて落ちてくる髪の毛は、ワックスで髪の毛を扱いやすくさせ、おくれ毛はピンで留めて下さいね。

面接定番の髪型、ポニーテールも位置が高すぎなのはあまり良い印象はありません。
結ぶ位置が高くなるだけで、グッとにカジュアルで子どもっぽい印象になってしまうので、高い位置のポニーテールも控えましょう。

そんなポニーテールは、ちょうど後頭部真ん中あたりにまとめて結ぶと、就活生らしい髪型になります。
ポニーテールは、高すぎず、低すぎず、ちょうど真ん中の位置で結ぶこと。両サイドはもちろん、頭頂部のアホ毛も出ないようにしっかりとスタイリング剤でまとめて、きれいなポニーテールを作りましょう。

面接の女性で気になるのがおくれ毛。おくれ毛はおしゃれでかわいい髪型にする時には大事なポイントですが、面接のときにはそれがだらしないというように捉えられる可能性があります。
基本的におく毛は出さない方がベター。顔まわりが気になる人は、サイドだけ少し出すと◎。

「だらしない。」という印象を持たれないために、おくれ毛をわざと出したり、髪の毛の短い毛が出てくることがないようにセットしましょう。
髪の毛を扱いやすくセットしとくために、ソフトワックスを髪の毛になじませてからセットして、崩れにくい就活の髪型を作ることが大切です。

おしゃれで清潔感のあるナチュラルなマッシュスタイルは、就活ときの髪型として◎。しかし、前髪が重すぎると、表情が暗く見えてしまいます。そのため、前髪が長くて重いマッシュへアは控えたほうがいい就活の髪型です。

そんな重め前髪のマッシュヘアも、前髪を軽くしたらさわやかで清潔な印象に。
正面からみたときに眉毛が見えること、お辞儀をしたときに目が見えることを意識すると、さわやかな印象のマッシュスタイルに仕上がります。

清潔感と身だしなみとして付けるヘアワックス。
そんなワックスも付けすぎて毛先を遊ばせていると、「学生気分が抜けていない。」「遊んでいそう。」と面接官から思われてしまうこともあります。

しかし、清潔さと社会人としての自覚を求められる場所で、身だしなみとしてワックスを使うことは大切。
あくまでも毛先を整える程度で少量のワックスを毛先に付けてセットします。ナチュラルに仕上げて好印象を狙っていきましょう。

男性の間で人気のツーブロックは、ラフでカジュアルな印象になるので面接ではタブーになります。
男性も女性もおしゃれな髪型は、面接では逆効果になりやすいポイント。就活の面接では冒険をせずに、とにかく無難な髪型がベターです！

就活中は、ツーブロックや刈り上げを避けて、ハサミでショートカットしてもらいましょう。
もみあげや襟足の部分に髪の毛がかからないように短くカットしたら、刈り上げやツーブロックでなくても両サイドがさっぱりとした髪型に仕上がります。
おしゃれな髪型ではなく、就活生らしい真面目な髪型を作ってください。

就活の髪型をセットするとき、髪色についてお悩みの方も多いのではないでしょうか？
地毛の黒髪はだいたいレベル4～6。そしてナチュラルダークトーンはレベル7まで。つまり、レベル7までの暗色カラーを入れることで黒染めをしないで黒髪風カラーを入れることができます。
そこで今回は、就活のときに黒染めをしないで黒髪に見える暗色カラーをご紹介します。黒髪風暗色カラーにしたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

黒染めをしたくない就活生におすすめする最初のカラーは、「グレージュ」。
アッシュ系のグレーとまろやかなベージュの間は透明感があり、やわらかな黒髪の印象に。
ブルーベースのアッシュが入ったグレージュは、赤みを抑えてくれます。赤みを抑えてくれるので、茶髪などでカラーを繰り返してきた方におすすめの暗色カラーです。

次にご紹介する黒髪風カラーは、肌なじみのいいナチュラルな暗色カラーの「オリーブ」。
グリーンベースでマットなカラーの暗色オリーブは、黒髪風カラーにするのにおすすめ。グリーンベースの暗色のオリーブは、マットで重みのカラーで赤みを抑えてくれるので黒髪風カラーにもってこいです！

ブラックでもなく、グレーでもなく、黒に近くて上品な暗色カラーの「チャコールグレー」。
チャコールグレーは、限りなく黒に近い暗色カラーで色モチがいいので、ハイトーンカラーを繰り返ししてきた就活生におすすめです。また、黄色みと赤みを抑えてくれるので、茶髪の色落ちが気になる就活生にもぴったりですよ。

光に当たると透明感があり、光に当たらないとシックでネイビーのような色味を出す「ダークネイビー」。
ネイビーっぽい色味の暗色ですが色モチがよくて、カラーを繰り返してきた就活生でも黒染めをしたかのように見えるのがポイント。
色落ちが早い就活生、がっつり黒髪風カラーに見せたい就活生におすすめです！

就活では、「黒髪に見える暗色カラーに染めないといけない！」という強迫観念のようなものがありますが、業界によっては茶髪でも◎な会社もあります。
とくに、イエベの方は黒よりもダークブラウンがお似合い。就活生らしい身だしなみは必要ですが、違和感がなく自分に似合うかどうかも大切です。暗色のダークブラウンと言っても色モチは個人差があるので、美容師さんに相談しながらカラーリングしましょう。

面接時には誠実で、清潔感のある印象を与えることが大切。ご紹介した髪型をぜひ参考にして、面接に備えてくださいね。そして1番大切な笑顔を大切にして、面接を突破すべく、みなさんで頑張りましょう！

最後に、突然髪型が崩れてしまうという事態を避けるためにも、面接時には持ち運びできるワックスやアメピンを持っていると安心ですよ。

※画像はイメージであり、必ずしも記事内の方法によるヘアアレンジの仕上がり状態ではない場合があります。
※ご紹介した画像は美容師さんによるものです。こちらの画像を参考にしながらセルフヘアアレンジに挑戦してみてくださいね。