コントゥアリングで作る小顔メイク。やり方～おすすめアイテムまで

コントゥアとは「輪郭」という意味の英単語。「コントゥアリングメイク」とは、顔に光と影を描いて、メリハリのある小顔に見せてくれるメイクテクニックです。
コントゥアリングとシェーディングはちょっと意味合いが違い、コントゥアリングメイクは”ハイライト”も含まれているのです。

今回はコントゥアリングコスメを紹介し、日本人の顔にも浮かないコントゥアリングメイクのやり方を伝授します！テクニックいらずでできるコントゥアリングメイクで、思わず見とれるメリハリフェイスに変身しましょう！

コントゥアリングメイクのポイントは大きく3つ！

01. 高く見せたいところはハイライト
額・鼻筋など、高いところがより高くなるように入れるハイライトで顔に立体感を

02. シャープに見せたいところにシェーディング
顔回りや鼻の脇などに、陰影がつくようにフェイスシャドウを入れるシェーディングですっきりとした小顔メイクに

03. 不自然にならないようにしっかりなじませる
顔まわりが極端に暗くなってしまったり、ハイライトがテカリに見えてしまったりと、コントゥアリングのよくある失敗は不自然に見えてしまうこと。肌馴染みのいい色を選び、スポンジやブラシでしっかりなじませることが大切です。

コントゥアリングコスメには大きくパウダータイプとリキッドタイプがあります。パウダータイプは、肌にさらっとのせることができるので、自然でバレにくい陰影をプラスすることができます。

日本人にとっても使いやすいパウダータイプのコントゥアリングコスメを使用する際は、ブラシがおすすめです。柔らかいブラシでふわっと顔の輪郭を縁どれば、バレにくいコントゥアリングメイクに。

コントゥアリングメイクにブラシを使うなら、太めのブラシがおすすめ。特にカブキブラシと呼ばれる、毛がたっぷりとあるものが使いやすくて◎。
太めのブラシなら、ふんわりとナチュラルに仕上がります。
コントゥアリングメイクは、ムラを作らず肌になじませるのが大切。パウダーをブラシにのせた後、手の甲などで濃さを確認してから肌にのせましょう！

外国人の方もよくしている、リキッド状のコスメでコントゥアリングメイクを行う方法。最近では暗めのコンシーラーやファンデーションをシェーディングに使用する方法もありますね。

そんなときに使えるのが、スポンジ。濡らしたスポンジで叩き込むようにリキッドを伸ばしていけば、汗でも落ちにくいコントゥアリングメイクになります。1日中メイク直しができない人におすすめです。

コントゥアリングメイクをするときは、乾いたスポンジでもいいですが、水で濡らしたスポンジもおすすめ。
「ROSY ROSA（ロージーローザ）」のスポンジは、水で濡らすと膨らみ、プルプルとした質感になるんです！

水分を含んだスポンジを使うと、化粧品が肌に密着しムラのないきれいなコントゥアリングメイクに仕上がります。

いよいよコントゥアリングメイクの実践！コントゥアリングメイクというと、外国人のイメージも強いと思いますが、今回は日本人に合うナチュラルなコントゥアリングメイクをご紹介します！

立体感のあるコントゥアリングメイクで小顔見せしましょう！

まずは、いつも通りのベースメイクをしておきましょう。土台をしっかりと作っておくのが、コントゥアリングメイクを成功させるポイントです。

ファンデーションをムラなく塗ったら、コンシーラーを塗って気になる部分をカバーする。均一な肌に仕上げておくと、この後のシェーディングとハイライトもきれいにのせられます。

コントゥアリングメイクをする上で、眉毛の質感が大切なんです。コントゥアリングメイクには、ふんわりとしたまゆ毛よりもしっかりとしたまゆ毛がお似合いです。

日本人の顔つきは、シェーディングよりもハイライトの方が重要。コントゥアリングメイクで光をしっかり入れてあげて、自然に顔の凹凸を表現しましょう。
コントゥアリングメイクでハイライトを入れる場所は、

・Cゾーン（まゆ下〜ほほの上）：顔が一気に明るく見えてメリハリのある小顔のように見せてくれる
・鼻筋：鼻の先ではなく鼻筋を中心的に。顔に一筋、光が入るだけで美人顔に見えます。
・顎先：鼻筋に続くように顔に一筋の光を入れる。小顔に見えます。

日本人の場合、コントゥアリングメイクのシェーディングは薄く入れるのが大切。
初心者さんには、濃さを調節しやすいパウダーの方が良いかもしれません。

シェーディングを入れる場所は、

・鼻横：目と鼻の間に影を。これで鼻が高く見えて、彫深フェイスに。
・輪郭：こめかみから顎まで滑らかな線を描くように。面長さんは額にもいれると◎。丸顔さんは3を描くように、頰にも軽くいれるとさらに小顔に！
・口の下：唇が薄めの日本人は、口の下に影を入れてボリューム満点の唇を演出しましょう。

コントゥアリングメイクで忘れてはいけないのが、血色を出すこと。ハイライトとシェーディングで立体感を出したところで、満足してはいけません。

チークとリップで血色感を出せば、たちまちヘルシーな表情に！コントゥアリングメイクになじませるならサーモンピンクがおすすめ。

コントゥアリングメイクをより生かすには丸く入れるのはNG。ハイライトを入れるように、こめかみに向かって細長く入れましょう。
パウダータイプのチークをブラシでサッと入れるのがおすすめ。

クリームタイプなら、スポンジで伸ばすときれいに仕上がりますよ！
さきほども紹介したように、スポンジを濡らしてチークを伸ばすのもいいかもしれません。

コントゥアリングメイクのリップはチークと似たカラーを選んで。
そうすることで、統一感のある顔に仕上げることができるのです。
リップにも使えるクリームチークを使えば、カラーで悩むこともないのでおすすめです。
コントゥアリングメイクでしっかり立体感を出すからこそ、リップはシンプルに仕上げてヌケ感を出して。

まずご紹介するのは「MAYBELLINE NEW YORK（メイベリン ニューヨーク）」のアイテム。こちらはスティックタイプの「フェイスステュディオ Vフェイス デュオスティック」です。ダブルエンドになっていて、持ち歩きに便利です。顔に線を入れるように陰影を作ることができるので、とっても簡単にコントゥアリングメイクが完成します。

クリーミーな質感なので、濡らしたスポンジで肌となじませると自然なコントゥアリングメイクに！

自分の肌の色に合わせて使える01 ライトと02 ミディアムの2色展開。

「メイベリン ニューヨーク」から発売されているパウダータイプのコントゥアリングコスメ、「フェイスステュディオ Vフェイス デュオパウダー」。シェーディングもハイライトも1つのパレットに収まっているので、使いやすいです。

パウダーファンデーションを使用している人は、スティックタイプよりパウダータイプでコントゥアリングメイクをするのがオススメ。
さらっと付けられて、自然なコントゥアリングメイクに仕上がります。

「CEZANNE（セザンヌ）」から発売された「ハイライトスティック」と「シェーディングスティック」は、コントゥアリングメイクで大人気商品ですね。

中でも「ハイライトスティック」は、ツヤのある輝きを指でのせることで簡単に光を演出することができます。動かすたびにキラッと輝く印象的な顔に。
ナチュラルなコントゥアリングメイクに仕上がります！

マットブラウンで日本人の肌色になじみやすく、コントゥアリングメイクで使用している人も多い「シェーディングスティック」。直塗りするよりも、指の腹でちょんちょんと塗ってあげる方が肌になじみやすいです！

自然な影を演出してくれるうえに、クリームタイプで長続きするのがうれしいですね。

「クリームハイライター」は、指で塗るのが最適。少し指にとって、明るく見せたい部分をスーッとなぞってくださいね。

透明感のあるルミナススノウと、なじみやすいルミナスベージュの2色展開です。小さめサイズなので、持ち運びにも便利です。コントゥアリングメイクは挑戦しにくいけど、ハイライトは挑戦してみたい！と思っている人におすすめです♡

「キャンメイク」らしい、お菓子のようなデザインの「マットフルールシェーディング」。
パウダータイプは濃くなりすぎないので、コントゥアリングメイクに慣れていない方におすすめです。

異なるカラーが何色も組みあわさっているので、絶妙なカラーのシェーディングが生みだせます。
左下にはハイライトカラーもちょこっとついているので、混ぜてコントゥアリングメイクに使ってもいいですし、単色でハイライトとして使うのも◎。

韓国のプチプラコスメブランドの「ETUDE HOUSE（エチュードハウス）」からも、コントゥアリングコスメが発売されています。「プレイ101スティックデュオ」は、メイベリンと同じダブルエンドのスティックタイプ。スティックが小さく小鼻などにも描きやすいので、丁寧なコントゥアリングメイクを楽しめます！

ハイライトはCゾーンや鼻筋に入れるとパッと顔が明るくなります。コントゥアリングメイク初心者さんでも使いやすいですね♡

「DECORTÉ（コスメデコルテ）」から販売されている「コントゥアリング アイシャドウ」。
4色でメイクをすることができるので、立体感のあるアイメイクが叶います。コントゥアリングメイクがしたい方は、ぜひチェックしてみてください。

コントゥアリングメイクには、自分の好きなテクスチャのものを選びましょう。
ツヤ感が好きならスティック、マットが好きならパウダーを。メイクの完成形を想像しながら、自分に合ったものを、いろいろ試してみてくださいね！

シェーディングで、頬に高さが生まれるので、顔全体に立体感を作ることで丸顔をすっきり見せることができます！

【丸顔すっきり見せのシェーディングの入れ方】

①頬ラインにシェーディングを入れる
②顔の輪郭部分に数字の3を書くようにシェーディングを入れる

エラが気になる方は、エラだけでなくおでこにもシェーディングを入れるとナチュラルに仕上がります！
延長線上のおでこに、輪郭に沿ってシェーディングを入れることがポイント。髪の毛の生え際にシェーディングを入れるイメージで、大きな筆で軽くのせて自然なシェーディングに。

顔の縦幅が気になる面長さんはあご先とおでこにシェーディングをいれます。
ただ、あごのように影になる部分ではないため、あご先やおでこはシェーディングをぼかしてなじませるようにしましょう！

自然に顔の凹凸を描いて、小顔に見せてくれるコントゥアリングメイク。 日本人でもナチュラルに仕上げれば浮くことなく挑戦することができます。
コントゥアリングメイクで、ワンランク上のメイクを楽しみましょう！

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※記載しているカラーバリエーションは2021年2月現在のものです。