吉川愛ちゃん&垣松祐里ちゃんに聞くイマドキ女子の恋愛と友情♡
本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
撮影現場が楽しかった!SNOWの顔交換で全員、山田裕貴さんの顔にしたり(笑)
ーー親友役のおふたりですが、今回の撮影中もすごく仲睦まじくて、ほっこりしました!
吉川・恒松:映画の撮影の時からずっと、仲良かったよね!
吉川:実は、小学生くらいの頃に、1度共演していたことがあるんです。それもあって、ふたりの関係性が作りやすかったんです。
恒松:自然と「まり・杏奈」の関係になったね。
吉川:ちなみに、子役の時は、今と違っていじめっ子の役だったんです(笑)。
恒松:今回は、私の方が性格のきつい役だね(笑)。
ーーまりの役はたしかに性格がキツイというか、個性的な印象を与えますよね。まりは杏奈のことが好きだからこそ、佐野玲於さん演じるなっちゃんと杏奈が、いい雰囲気になると嫉妬して毒舌になったりして。
恒松:そうなんです。まりはもともと孤独を感じていて、杏奈だけが友達で、とにかく1人になりたくない子なんです。だから、そのモヤモヤした感情を表現するには、どうしたらいいんだろう? と考えながら演じていました。
ーーそれはスクリーンからも伝わってきました。おふたりで演技の相談は?
吉川:そんなにしなかったね?
恒松:うん。ふたりでいるときは、ふたりの空気感を大切にしようと、自然と(お互いに顔を見合わせる)……こんな感じになってます(笑)。
ーーなるほど(笑)。
恒松:他にも、撮影がお休みの日は、ふたりでゲームセンターに行って、プリクラ撮ってアイス食べて帰るみたいな。
ーーまるで映画の中みたいですね。
吉川:リアル「まり・杏奈」でした!
恒松:現場では写真撮るのも流行ったよね! 「SNOW」の顔交換とか。
吉川:私たち、意外と似ているんです。
恒松:そう! 顔交換やっても違和感ないんですよ。
吉川:だから、衣装が変わる度に顔交換してたよね。
ーーお気に入りの衣装はありますか?
吉川:もちろん、制服も好きなんですけど。杏奈の私服でいうと、冬服のコートですね! ダボッとしてて可愛いんで、あれが一番好きです。
恒松:たしかにそれ可愛かったね! 私は浴衣がすごく好きでした。寒かったけど。
吉川:うんうん、寒かったね〜〜!
恒松:撮影が冬に近づいているときで、浴衣なので素足ですし(苦笑)。
吉川:髪の毛も可愛くて、その時も顔交換したね〜〜。
恒松:あと、山田裕貴さん(まりの兄、昌臣役)と3人で顔交換もしたんですよ!
吉川:あれはやばかったね(笑)。
恒松:顔交換を全部山田裕貴さんの顔にしたら、インパクトが半端なくて、お腹痛くなるくらい笑いました(笑)。
吉川:ほんと! 何回それで笑ったか……!
佐野玲於さん、中川大志さんとの胸キュンシーンはどうだった?
ーー楽しそうな現場だったということが伝わって来ますね。映画自体も男の子たち4人とおふたりがキラキラしていて、青春を感じました。
恒松:楽しかったです。女の子同士でつるんでる設定だったので、控室とかも男子女子で分かれてましたね(笑)。
吉川:ご飯食べるときも女子で固まってて。男子は男子で固まってましたね。
ーーおふたりには、胸キュンシーンもありますね。杏奈はなっちゃんと、まりは中川大志さん演じる、まっつんと。
恒松:私のシーンは、結構感情を爆発させていた場面だったので、実は記憶がなくて(笑)。だから胸キュンとかしている暇はなかったんですよ〜。とにかく、一生懸命でした。
吉川:杏奈のシーンは「キュン」なのかな。
恒松:淡い「キュン」だね。映像で観たらすごくキレイ。
恒松:それに、学校のセットもすごかったですね。
吉川:そうそう! すごかった〜!
恒松:文化祭のセットも、撮影に使わせていただいている学校の全部に飾り付けされていて、カメラが入らない階も、すごいキラキラしていて、撮影現場に来てるのか、文化祭に来てるのかわからないくらい!
吉川:キャスト皆で回ったりしたよね。
ーーいろんな季節の学校生活が描かれていますが、青春を感じます。予告にもある、男の子4人がプールに入るシーンも素敵です。
恒松:あの撮影の日は、吉川愛ちゃんの誕生日前日だったんです。だから、主演の4人が、プールのビート板を並べて、愛ちゃんの年齢の「18」という数字を作ってくれていて……! それを屋上から見ていて、びっくりして後ろを振り向いたらケーキが用意されていたんです!
ーー素敵なサプライズですね!
吉川:すごく驚いて、感動しました。
恒松:私の誕生日のときも、夜まで本読み(ここでは、キャストが一同に会して脚本を読み合わせること)だったんです。誕生日当日だし、「さすがに何かあるかも?」と期待していたけど、夜になっても何も起こらず……「あ、これはもうないな、忘れられてるな」と判断してたんです。
ーーあらら。
恒松:それから、立ち稽古をしようということになって、まりの誕生日を祝うシーンの稽古を始めることになったんです。普通に立ち稽古だと思って部屋に入ったら、バースデーソングを歌われて、「ハッピバースデー♪ ディア・ゆ〜り〜♪」になるっていう(笑)。そこでようやく状況を理解しました。「うそ〜! 皆いつから知ってたの?」みたいな。
吉川:あれは突然呼び出されて、打ち合わせをするフリして、皆でこっそり「ケーキ誰が持つ?」「誰かが火をつけなきゃ!」とか、「バースデーソングは役と名前どっちで呼ぶの? ゆりちゃんだ!」とか相談して。
恒松:そのサプライズがびっくりして。まりの誕生日のシーンを実際に撮影した時も、思い出しちゃいました。
ーー映画の中での展開は見てのお楽しみですが……。そういうキラキラした雰囲気が映画にも出てる。
恒松:びっくりしたよね。お互い誕生日も祝ってもらえたし、アイデアにあふれた現場でした。
ファッションとスキンケアのこと、教えて!
ーーそして、今日の衣装も素敵ですね!
吉川:メイクや髪型も私の好きな感じを知ってくださっているスタッフさんが用意してくれました!素材が透けてるところとかすごく好きです。キラキラした、私らしいクール系もあって、一目惚れしてこの衣装を選ばせていただきました。
ーー大ぶりのピアスも可愛いです。
吉川:これに合わせてメイクもしてくださって。何回もやってもらってるメイクさんなので、私のことをわかった上で、衣装やアクセサリーに合わせてリップやメイクをしてもらって嬉しかったです。それが1番のポイントですかね。
恒松:あとそれぞれの色を入れているんだよね!
吉川:そう私は靴が黄色なんです。
恒松:(取材日は)完成披露舞台挨拶で、キャストの皆が並ぶと、「虹色」にちなんで、グラデーションになるようになっていたんです。私はピンクなんですけど。普段ピンクはあまり着ないんですけど、今日はそれに合わせてちょっとガーリーに、なかなか自分の普段着では見せない、フェミニンな感じにしていただきました!
ーー撮影も大変だったと思いますが、そういう時はスキンケアはどうしていますか?
恒松:肌に対してなにもやってなくて…「ARINE」さんをみて勉強したいと思うくらい……(笑)。水で顔を洗って、寝る前に保湿クリーム塗ればいいかな?みたいな。洗顔とか毎日キッチリやって……よりも、放ったらかしがいいのかもしれない。
ーー何もしないほうがいいって方もいますよね。
吉川:羨ましい。人それぞれですね。私、肌荒れしやすいタイプなんです。
高校生になってから、これまでニキビもちょっとしかできなかったのに、急に荒れ出して……。だから今後は肌のことを勉強しようと思ってます。化粧品の成分とか、自分の肌に合ったことを勉強したいです。
ーー自分に合うって大切ですよね。最後に、ひとことお願いします!
吉川:この映画は友情あり、恋愛ありで、幅広い年齢層の方に観ていただける映画です。面白いところ、キュンキュンするところも、すべてのシーンが本当に素敵なので、青春を思い出したり、共感したりしてもらえたら嬉しいです。
恒松:高校生の頃って、自分が何者だとか、自分が本当は何を考えているのかわからない、モヤモヤした時期だと思うんですけど、そういう時期を生きている高校生の方に共感してもらったりとか、今はもう大人の方にも懐かしんでもらいたいです。まりと杏奈の関係は、変わった友情かもしれないけれど、本作の登場人物は皆一生懸命生きていると思うので、そこに共感や感動してもらえたらな、と思います。
ーーありがとうございました!
いかがでしたか? 青春時代って、今思うと色々バカなこともやったけれど、だからこそキラキラした思い出になることもたくさんあるはず。『虹色デイズ』はそんな、キラキラした青春のかけらを感じる作品になっています。7月6日(金)、全国公開です!
『虹色デイズ』7月6日(金)公開!
(撮影/杉映貴子)