飲み会に行かないことのメリット・デメリット。上手に断る方法とは

「断ったら仕事に悪影響が出るのでは…」そんな不安から、会社の飲み会に嫌々参加している人は少なくありません。まずは、飲み会に行かないメリット・デメリットから確認していきましょう！

会社の飲み会を断ることで得られるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか？以下、主なものを紹介します。

・自分の時間が持てる
・お金が節約できる
・仕事とプライベートの線引きができる
・嫌いな上司や同僚と無理をして付き合わずに済む

なお、もともとお酒が苦手な人は、飲み会について「何も楽しめない」「割り勘で損をする」と考える傾向があります。そんな人にとっては、『飲み会に参加せずに済む』ことそのものが大きなメリットになるでしょう！

では、飲み会に行かないことで考えられるデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか？以下、詳しくチェックしていきましょう。

・上司に悪感情を与え、出世に響く
・人脈が広がらない
・職場での人間関係が深まらず、場合によっては孤立する
・必要な情報や知識を得られない

こうして見ると、デメリットとしてあげられるのは、上司・同僚の性格や関係性によるものばかりです。周囲の不興を得ないようにすることさえ気を付ければ、飲み会を断ることに大きな問題はないといえるでしょう。

『周囲の不興を得ないように飲み会を断る』というのは、特に新人にとってはハードルが高いことのように感じられるかもしれません。

しかし、断りにくいからといって何となく参加してしまうと、それから先はどんどん断りにくくなってしまいます。新人でも気軽に挑戦できる上手な断り方をチェックしていきましょう♪

波風を立てずに会社の飲み会を断るのなら、『明確な理由を立てる』ことが鉄則です。参加できない理由をしっかり説明することで、口うるさい上司や同僚も「それじゃあ仕方ないな」と納得してくれるでしょう。

おすすめの口実としては、以下のようなものがあげられます。

・誕生日など、家族のイベント
・家族の体調不良
・来客
・通院

ここで大切なのは、『嘘をつくのであれば、絶対にバレないようにする』ことです。万が一のリスクを考えると、できる限り嘘をつかずに済ませておきたいものですね！

実際に会社の飲み会を断る際は、『飲み会後のフォロー』も忘れないようにしましょう。

おすすめは、「飲み会はどうでしたか？」「参加できず残念でした」「次回は参加させてください」のような、『本当は参加したかったけれど、やむなく欠席した』というニュアンスが伝わる言葉です。

実際のところがどうだったとしても、こうしたフォローさえ入れておけば悪印象を持たれることはありません。職場での立場が危うくなったり、気まずくなったりする心配もいりませんよ♪

会社の飲み会の中でも、特に断りにくいのが『当日のお誘い』です。うまい言い訳を考える前に参加の可否を求められてしまうため、不本意ながら断り切れないという人も多いのではないでしょうか。

そんな面倒な当日のお誘いを体よくスマートに断れるのが「先約があるのですみません」という決まり文句です。

声をかける側も、急な誘いであることは十分理解しているため、こう言われてしまえばなすすべがありません。あれこれ突っ込まれることもなく、あっさり了承してもらえるはずですよ♪

「一度断るだけでなく、できればずっと会社の飲み会には参加したくない」そんな人は、いっそのこと『飲み会に行かないキャラ』を目指すのがおすすめです。詳しいキャラ立ての方法をチェックしていきましょう！

会社の飲み会に参加しないことが当たり前になっていて、常に欠席していても誰も気にしない…。そんな『飲み会に行かないキャラ』になるのなら、いつ・どんな飲み会があったとしても、淡々と断り続けることが大切です。

ここでのポイントは、「自分の意志で参加しない」と明確にすることです。断る度にあれこれ理由を告げていると、誘う側も「今回は大丈夫かな」と考えて毎回声をかけてしまうでしょう。

「行きたくないです」とはっきり伝えるのに抵抗があるようであれば、誘われる度に「ちょっとすみません…」と、あいまいに濁し続けるのがおすすめです。

何度誘ってもひたすら断ることを繰り返す内に、いずれは『飲み会に行かないキャラ』として認知してもらえるはずですよ♪

飲み会に行かないキャラを目指すのであれば、『飲み会の場以外でのコミュニケーション』をより一層大切にする必要があるでしょう。

会社の飲み会が開かれる目的には、多くの場合、『上司と部下・同僚同士の親睦を深め、お互いのコミュニケーションを円滑にする』ことが含まれているものです。

自分の意志で飲み会に参加しないのであれば、そのぶん飲み会以外の場で周囲とのコミュニケーションをとり、よりよい関係を築く努力をしていきたいものですね♪

会社の飲み会について、本音では行きたくないと思いながら、心証が悪くなるのを恐れて嫌々参加しているという人は多いのではないでしょうか。

しかし、『明確な理由を立てる』『飲み会後のフォローをする』など、断り方さえ気を付けていれば、上司であれ同僚であれ不興を買うようなことはありません。

毎回断るのが面倒と感じるのなら、『飲み会に行かないキャラ』を確立するのもおすすめです。参加しないのが当たり前になれば、あれこれ言い訳を考える必要もなくなりますよ。

気が乗らない飲み会は上手に断って、オン・オフのバランスの取れた充実した日々を過ごしていきましょう♪

※画像は全てイメージです。